松浦景子というバレリーナ芸人をご存知でしょうか。最近YouTubeやバラエティ番組などに出演することで、注目され始めています。彼女はただバレリーナの格好をした芸人ではありません。
バレエの実力が一流で、しかもとても可愛いので、なんで芸人になったのかという疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。バレリーナ芸人の松浦景子について紹介しましょう。
バレリーナ芸人松浦景子とは
いろいろなシチュエーションにおける「バレエあるある」ネタを中心に、YouTubeやテレビで人気が上昇中です。他にもバレリーナのメイクや食事、バレエの技・トレーニング方法などバレエに関する内容を、面白い動画で紹介しています。
YouTubeチャンネルは、松浦景子の「けっけちゃんねる」です。お笑いコンビ「アキナ」がMCを務めるバラエティ番組「バズ・ナイトナマー!」(MBS毎日放送)に出演。
ショート動画バトルにて5連覇を達成し、番組初となる殿堂入りを果たしました。高貴なイメージや独特な世界観も感じられるバレエは、敷居が高いような印象を持っている人もいるでしょう。
経験がない人にとっては、不思議に感じることや少し奇妙に感じることもあって、松浦景子が芸人として身近なものにしてくれているようでもあります。
バレエが大好き
松浦景子(まつうらけいこ)は、1994年4月20日生まれの26歳(B型)、兵庫県伊丹市の出身です。姉の影響で、3歳からクラシックバレエを習い始めます。
10歳の2004年から毎年全国のコンクールで決勝進出をしたり、入賞したりと活躍しました。宝塚の大ファンですが、宝塚歌劇団の入団やバレエでの海外留学は諦め、大阪芸術大学にバレエの推薦で進学します。
2015年には全国コンクールで1位に輝く実績も残し、首席で卒業しました。バレエのために食事管理の毎日で家に炊飯器がなく、ラーメンも大人になるまで食べたことが無かったという徹底ぶりは、とてもすごいですね。
バレエ中心の生活で実績も残してきたのに、なぜ芸人になったのでしょう。少し勿体ないような感じもしますよね。
なぜお笑いの世界に入ったのか
身長が少し低いことも、プロのバレリーナの道を断念した要因のひとつですが、お笑いが子供の頃から好きで憧れていたためです。「チャップリンの映画」や「オレたちひょうきん族」「8時だよ全員集合」などのDVDを見て育ち、「baseよしもと」など舞台を毎週観に行くほど家族でお笑い好き。
大学生の頃、父が病に倒れ余命を宣告され、好きなお笑いを拒否するようになった父が「吉本新喜劇」だけは笑って見てくれたのです。
父を励ましてくれた吉本新喜劇に縁を感じ、たくさんの人を笑顔にしたいと思い、2015年在学中にオーディションを受け、吉本新喜劇の座員になりました。
演劇の経験はありませんが、バレエのコンクールで培った度胸と「華」を持っているところに将来性を見出され、合格になったのでしょう。天国の父から、合格の後押しがあったのかもしれません。
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