今、京都で大人気の「コエ ドーナツ(koe donuts)」をご存じでしょうか。koe(コエ)はファッションを主とするブランドで、東京渋谷ではホテルとアパレルショップの融合など新しい試みや、音楽イベントスペース、レストランも手掛けています。
このkoeが、ドーナツカフェ1号店として京都に2019年春に出店しました。「コエ ドーナツ」についてご紹介いたしましょう。
コエ ドーナツの店内がすごい
観光客も多く集まる京都の繁華街・新京極商店街の四条通から近いところに話題のコエドーナツはあります。店舗は全面ガラス張りでスタイリッシュなのですが、店内を見た瞬間は竹細工の美術館かと思うような雰囲気です。
天井や壁に所狭しと竹かごが、572個飾られているのです。嵐山嵯峨野の竹を使って、六ツ目編みの伝統的な手法で編み込まれた大小の竹かごが、和のテイストを感じられる柔らかい空間にしています。竹かごの洞窟のようです。
新国立競技場のデザインでも有名な世界的建築家の隈研吾氏が、店舗デザインを行っていて、店内を鑑賞するだけでも価値があります。
イラストレーター長場雄氏による「ドーナツ博士」などのキャラクターも、和みのある居心地の店内にしています。
コエ ドーナツのこだわり
ドーナツのテイクアウトや、スタンディングも含めて80席のイートインでゆったりと楽しめます。竹かごに次いで大きな特徴は、ドーナツを作っている工程が全て見学できるオープンキッチンです。
石臼で粉をひくところから、生地を作って成形し揚げて、トッピングやデコレーションまで、ドーナツの工場見学を同時に楽しめます。エンターテイメント性のある演出も魅力です。
京都美山産の牛乳と卵・有機小麦全粒粉・有機グラニュー糖・国産米油など材料にもこだわりがあります。「地産地消・オーガニック・天然由来」を大事にし、安心安全・健康・美味しさを追求したドーナツなのです。
コエ ドーナツのメニュー
京都の新スポット「コエ ドーナツ」には、ここでしか味わえないドーナツとモダンな空間が楽しめます。公式サイトに掲載されているメニューはほんの一部です。
30種類ほどのバリエーション豊かなドーナツは、どれにしようか迷ってしまいます。お土産にも最適ですね。
メニューにはイートイン限定のものもあります。朝食にも最適でヘルシーな「ドーナツサンドイッチ」、フルーツやクリームをあしらいケーキのような「ドーナツメルト」など。
京都老舗和菓子店とのコラボでは、いちご大福・生八ツ橋・大納言小豆などとドーナツの取り合わせが絶妙です。季節限定や、期間限定などのメニューも次々と発売されていますので、何回訪れても新しい発見があり楽しみでもあることも、人気の秘訣なのかもしれません。
バレンタインには、高級チョコレートとのコラボメニューはいかがでしょうか。
公式サイト:https://www.koe.com/koedonuts/
営業時間:8:00~20:00
アクセス:京都市中京区新京極通四条上ル中之町557
阪急・京都河原町駅(9番出口)より徒歩約1分
(四条通から新京極通を北へ約50m)