こたけ正義感は弁護士芸人として、現役で二刀流を実践しています。弁護士としての仕事をしながら、ピン芸人としても活動しているのです。所属するワタナベエンターテインメントの「ワタナベお笑いNo.1決定戦2022」で準優勝をして注目されています。
異色の芸人・こたけ正義感にスポットライトを当ててみましょう。
「ワタナベお笑いNo.1決定戦2022」で準優勝
「ワタナベお笑いNo.1決定戦2022」は、2022年3月18日に開催され、ABEMAにおいて放送されました。
ワタナベお笑いNo.1決定戦は2016年にスタートして、歴代の優勝者は「笑撃戦隊」、「ロッチ」、「ハナコ」(2連覇)、「はなしょー」、「ゼンモンキー」です。
2022年の第7回大会は、大学生などアマチュアを含めて若手中心の290組がエントリー。決勝では12組(ファイヤーサンダーとチュランペットの敗者復活2組含む)が激突し、賞金100万円とワタナベNo.1の称号を目指しました。
Aブロック:「ゼンモンキー」、「ニュートンズ」、「Gパンパンダ」、「四千頭身」
Bブロック:「金の国」、「新作のハーモニカ」、「ファイヤーサンダー」、「こたけ正義感」
Cブロック:「ちゃんぴおんず」、「チュランペット」、「ラパルフェ」、「山脇セブンティーン」
各ブロックから勝ち上がった「ニュートンズ」、「こたけ正義感」、「チュランペット」が、最終決戦に進み、敗者復活組のチュランペットが見事優勝。コタケ正義感は準優勝で、あと一歩の大健闘でした。
こたけ正義感のネタについて
こたけ正義感のネタは、主にフリップを使った芸です。「ワタナベお笑いNo.1決定戦2022」での1本目のネタは、弁護士目線でちょっとおかしな法律を紹介。感情豊かにひとり芝居を交えて面白く紹介するスタイルで爆笑を得ます。
最終決戦での2本目のネタは、被告人の切羽詰まった不合理な弁解に対しても、裁判官がきっちり合理的に回答するネタで、1本目と視点を変えたネタの面白さを披露しました。
優勝は逃したものの、審査員の加治倫三から1票を獲得して「ネタ番組とかに呼ばれて売れると思う」という称賛のコメントをもらいました。加治倫三と言えば「アメトーーク!」や「ロンドンハーツ」などを手掛ける有名プロデューサーです。
加治倫三からの1票とコメントは、芸人冥利に尽きる最高のプレゼントだったことでしょう。
こたけ正義感のプロフィールについて
こたけ正義感(本名:小竹克明)は、1986年5月12日生まれの35歳(2022年4月現在)、京都府京都市の出身です。
京都の高校から国立の香川大学法学部を卒業後、2009年から地元京都の立命館大学法科大学院に進み、司法試験に向けた勉強漬けの日々を送り、見事合格します。
愛媛県での司法修習を経て26歳で弁護士となり、2012年12月から都内の弁護士事務所に所属しました。
好きなお笑いも挑戦したいと思うようになり、恩師のアドバイスや妻の理解もあって、2016年にワタナベコメディスクール(WCS)に入ります。平日に弁護士の仕事をしながら、土曜日にWCSに通うコースで学びました。
2017年の30歳で、「ほどよし」のコンビ名で芸人デビュー、当時の芸名は小竹正義感でした。2019年にピン芸人として活動を始め、弁護士としても独立をしています。
弁護士芸人という稀有な存在で活躍を期待
こたけ正義感は、現役弁護士という強みとスマートな二枚目の好青年であり、今後テレビ番組でも活躍の場を広げそうな予感がします。お笑いのネタも独特な視点の知的なオリジナリティが魅力です。
お笑いのネタ番組だけでなく、高学歴で競うようなクイズ番組や、文化人枠としてもコメンテーターなどでのレギュラー出演でも活躍できるポテンシャルがあります。
弁護士芸人という稀有な存在で、法律を少しでも身近に感じて分かり易いものにしてくれそうです。今後の活躍を期待しましょう。
公式サイト:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/40000258/
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