これは愛で、恋じゃないの最新刊の内容とは?同級生と意外な関係になる物語
- 2020/4/25
- 漫画
- これは愛で恋じゃない, 最新刊
公開日 2020年4月25日 最終更新日 2020年7月4日
『これは愛で、恋じゃない』の最新刊は、意外性の利いたストーリーがとても魅力的です。漫画家の梅澤麻里奈先生により描かれる、小学館・Sho-Comiにて連載されているコミック。
今時の女子高生が、クラスメイトの男子の家族と入れ替わり、意外な関係になってしまうという物語です。今回は『これは愛で、恋じゃない』の最新刊の内容と、登場人物の魅力などについて一緒に見ていきましょう。
あらすじについて
中高一貫校に通う17歳・八乙女恋(やおとめれん)は、ルーズソックスを履くなど制服を可愛らしく着崩しているためか、同性からも異性からも人気があります。
一方生活委員をしているクラスメイト・氷鷹憂成(ひだかゆうせい)は、恋とは正反対な冷静で真面目なタイプで、恋は彼に対して苦手意識を持っているのです。
しかし女子生徒からとてもモテる憂成。実際にカッコいいと言っており、自分の代わりに話しかけてほしいと恋に頼む女子もいます。
恋は友人のために憂成を遊びに誘うのですが、自分の意思でなく頼まれてしたことだと見抜かれてしまうのです。
冷たく突き放され、友人に傷つけられてしまった恋は憂成に言い返します。しかし「大事なものを大切にしたい気持ちくらいわかる」と意味深長な言葉を返され、それ以来憂成のことが気になる存在に…。
登場人物の紹介
『これは愛で、恋じゃない』に登場するキャラクターは複数のタイプに分かれているので、自分と似た価値観の登場人物を見つけるのも楽しみになるでしょう。
主人公の八乙女恋は、型にはまらずルールに縛られないところが魅力で、多くの読者にとって憧れの存在になっています。
女の子らしいファッションやヘアスタイルを真似したくなることも多く、友人を大切にできる思いやりもある子です。そしてヒーローの氷鷹憂成はクールな性格で、女子からモテる人物。
実は妹想いという一面を知り、恋にとっての憂成の印象が変わり始めます。しかし憂成の妹・氷鷹愛(ひだかまなみ)を庇おうとした時、なぜか恋と入れ替わってしまうのです。
愛は大人しい性格の14歳で、体が弱い一面を持っています。基本的には性格のよい子なのですが、今まで兄・憂成に溺愛されてきたために、恋と入れ替わってから複雑な気持ちに。
憂成の目には恋は愛の姿として、愛は恋の姿として映っているので「ずっと自分に愛情を注いでくれていたのに…」と、最新刊では嫉妬する描写が見受けられます。
キャラクター同士が入れ替わる話の魅力
『これは愛で、恋じゃない』の最新刊は2巻で、これから急展開が起こりそうな予感のする状況です。
このコミックはヒーローとヒロインが入れ替わるという物語でなく、ヒーローとなんらかの関係がある二人の女子が入れ替わるという、今までになかなか見られなかったストーリー。
二人のヒロイン・恋(れん)と愛(まなみ)は両者共憂成を想っており、まるで対になっているようなキャラクターたち。
タイトルの「恋」や「愛」は、二人のことを意味しているのかもしれません。『これは愛で、恋じゃない』の1巻と2巻は2020年3月頃に発売されたもので、次回3巻を読むことができるのが楽しみですね。