公開日 2023年2月12日 最終更新日 2023年2月12日
コブクロ「エンベロープ」の歌詞の意味については、ドラマの主題歌として書き下ろされた曲でもあるので深く知っておきたいですね。
今回はコブクロ「エンベロープ」の歌詞の意味とドラマとの関連性などについて詳しくお伝えしていきましょう。
ドラマについて
コブクロ「エンベロープ」は『リエゾン-こどものこころ診療所-』の主題歌です。ドラマのためにコブクロが書き下ろした、とても魅力的な曲になっています。
このドラマはマンガ誌『モーニング』で連載中の同名マンガの実写化作品です。クリニックを舞台にして、院長と研修医のコンビが生きづらさを抱える子供たちとその家族に向き合い、寄り添っていく姿が描かれています。
山崎育三郎が院長の佐山卓を演じ、ヒロインとなる研修医・遠野志保を松本穂香が演じています。脚本は『Dr.コトー診療所』シリーズなどで知られる吉田紀子が手掛けています。
「エンベロープ」の歌詞の意味について
色鉛筆の中に青色だけが欠けているのです。その中で海を描いている大切な存在。夕暮れが来るのを、一人で笑顔にて待っているのでしょう。
もし渡すのなら青色の色鉛筆ではなく、好きな色に空が染まるまでに寒くないようにとマフラーがいい。
時間が包み込んでいく色、そして影の向きで光を感じられるのです。心が落ち込んでしまっても、内側からしか戻すことはできないもの。
とても固い壁の中で守っている状態なのでしょう。これについて皆同じだと思っていたのです。でも大切な存在に対して、そうではないと感じるのでしょう。
シャボン玉のような心、できれば乾いた指では触れないでほしい。でも同じ雨や涙で濡れたこの指先でなら、きっと運ぶことができるのです。
壊さずに包み込もうとしているのです。いつか光を描けるようになる日まで、見守っていたい思いがあるのでしょう。
大切な人が持っている宝物があるのです。それは鮮やかなものではなく、悲しみをぼかすような消しゴムかもしれない。
でも消えない思い出があったとしても、優しい風を感じながらマフラーをしてどうか歩いていってほしい。自分の色を空に見つけてほしいのです。
ドラマと曲との関連性について
「エンベロープ」は包み込みという意味を持ちます。ドラマの中に描かれている生きづらさを抱える子供、そして家族の繊細な心。
これらを優しく見守って包み込むような温かさが、この曲に表現されています。そして力強いメッセージを感じられるので、とても心に響くと聴いている人は思うでしょう。
ドラマとのリンクについても感じながら、大切に聴いていきたい曲になっているのです。
大切な人の幸せを願う心
大切な人には、できれば優しい風を感じながら歩んでいってほしい思いがあるはず。もし一緒に歩めないような時でも、マフラーが自分の心と同じように見守ってくれるのでしょう。
どのようなことを求めているのか、これについても近くで見つめていて理解したいのです。自分にもきっとできることがある、このように思いながら心のそばにいたい思いがあるのでしょう。
でもあまり近くにいすぎると見えなくなる時もあります。だから少しだけ距離を置いて、相手を見るような時も必要なのかもしれません。
でもどんな時でも心は相手を見つめているのです。この思いは大切な人の幸せを願うものなのでしょう。そして歩んでいってほしいという願いを込めているのです。
自分にできることは何?
自分にできることをしていきたい、そう思っても何をしたらいいのか悩む時もあるかもしれません。
でもこのような時でも、相手の気持ちに寄り添い少しでも歩み寄るようにしたいですね。ドラマの世界でも、そのようにすることで心が近くなっていく場面を観ることができるでしょう。
相手の立場になって考えるのは、時にとても難しいですよね。でもそうしたい、きっとできると信じながら行動をしていくのは必要なことかもしれません。
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