
公開日 2025年2月21日 最終更新日 2025年2月21日
米津玄師「Plazma」の歌詞の意味については、映画の主題歌でもあるためとても注目されています。
米津玄師にしか表現できない魅力的な世界。今回もとても期待がもてます。では米津玄師 「Plazma」の歌詞の意味と映画の主題歌としての魅力についても詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となる映画は
米津玄師「Plazma」は、劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の主題歌です。2/3付同ランキングで初登場1位を獲得して以来、3週ぶりの1位返り咲きをしました。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』は、宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハがヒロインです。
ある時に少女ニャアンと出会ったことにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていきます。
エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、 GQuuuuuuX ジークアクス を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていくことに。
そして同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現すのです。
ジャケットについて
米津玄師「Plazma」の楽曲フルバージョンは、2025年1月20日に配信リリースされました。
このジャケットのイラストは、米津玄師が自ら描き下ろしたものです。今作のメインキャラクターである、アマテ・ユズリハ(マチュ)とニャアンを描いているのです。
とても魅力的な仕上がりになっているので、こちらについてもチェックしたいですね。
米津玄師のコメント
「Plazma」について米津玄師は「スタジオカラーとサンライズがタッグを組んで新しいガンダムをやりますという話を最初にもらって。」「「それはやるしかないっしょ!」という感じでした。」「いろんな仕事が立て込んでいたんですけど、そんな話が来たなら、もうやりますよという。自分としては二つ返事でした。」とコメントをしています。
更には「客観的に見て、米津玄師というミュージシャンは、とても運よく、幸福に生きてきたと思うんですよね。」「若い頃から自分で曲を作って、それを人に聴いてもらえるような環境があり、それが順当に大きくなってきた。」「ふとしたときに自分の人生を振り返って、潰えていった選択肢の先に思いを馳せることが最近すごく多かった。」「それを今作に投影したところもあるんだろうなと思います。」と綴っているのです。
このため作品として、とても素晴らしい仕上りになっているのでしょう。
「Plazma」の歌詞の意味について
もしあの改札の前で、自身が立ち止まらずに歩いていたとしたら、君の顔さえ知らないままに、幸せに生きてきたのかもしれないと考えるのです。今とは違う未来の可能性があるように感じるのでしょう。
もしあの裏門を超えて外に抜け出していなかったのなら、仰ぎ見た星の輝きも靴の汚れに変わっていたのです。新しい世界へ飛び出したからこそ、見られた景色があると思えるのでしょう。
寝転んだリハノリウムの上、逆立ちをして擦りむいた両手があるのです。ここも銀河の果てだと知り、眩暈がした夜明け前のこの時。
聞こえてそして答えて、届いてほしくて光って叫んだのです。金網を越えて、転がり落ちた刹那があるのでしょう。そして世界が色づいていくのを感じるのです。
飛び出していこう、宇宙の彼方へと。目の前をぶち抜くプラズマがあるのです。ただひたすら見蕩れていた、痣も傷も知らないままで。
何光年と離れていたとしても、踏み出した体を止めることができないのでしょう。今は君の声が遠くに聞こえているのです。そして光っていくのでしょう。
改札メロディの中をくぐり抜け、そして肌を突き刺する粒子があるのです。路地裏の夜空には流れ星、そして酷く逃げ惑う鼠。ここに混沌と喜びが入り混じっているのでしょう。
もしあの人混みの前で、大切な人の手をは離さないでいたとしたら。もし不意に出たあの声をか、きつく飲み込むことができていたとしたら。
もしあの改札の前で、立ち止まらずに歩いていたのなら。大切な人はどこにいずに、自分もここにはいなかったでしょう。
あの日の君の放ったボール、それが額に当たったのです。倒れる刹那そして自分は確かに見たのです。
ネイビーの空を走る飛行機雲を見て、これが愛だと感じたのでしょう。飛び出していこう、宇宙の彼方へ。
目の前をぶち抜くプラズマがあるのです。ただひたすら見蕩れていた、痛みにさえ気づかずにいたのでしょう。
何光年と離れたとしても、踏み出した体は止まらないのです。今は君の声が遠くに聞こえて、そして光っていくのでしょう。
映画の世界とのリンクを感じる魅力的な楽曲に
米津玄師「Plazma」は、生命の持つエネルギー、そして偶然で奇跡的な出会いによりエネルギーが増していく様子を表現しているのです。
これは、映画の世界ともかなりリンクしているものでしょう。作品と共に楽曲のメッセージを大切に受け止めていきたいですね。
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