公開日 2022年11月13日 最終更新日 2022年11月28日
キタニタツヤ「スカー」の歌詞の意味については、TVアニメのオープニングテーマでもあるため内容を深く知りたいと思う人も多いですよね。
今後更なる活躍が期待されるアーティスト、それがキタニタツヤです。では今回ではキタニタツヤの「スカー」の歌詞の意味、そしてアニメとの関連性について深く見ていきましょう。
キタニタツヤについて
キタニタツヤはシンガーソングライター、ベーシストそして作詞と作曲と編曲をおこなっています。
3人組のバンドの「sanjou no hana」のメンバーで、ベースを担当しています。そして「こんにちは谷田さん」という名義にてボカロPとしても活動していました。
ソロ名義でメジャーデビューをしてからは、2021年にノイタミナ×MAPPAのアニメのオープニング曲や、BLENCH20周年の音楽を手掛けています。
2022年からは1つのドラマに2曲の主題歌を書き下ろすなど、精力的な活動をしているのです。
TVアニメについて
キタニタツヤの「スカー」はTVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」のオープニングテーマです。2022年11月23日にリリースされることが決定しています。10月18日には先行配信もされています。
『週刊少年ジャンプ』で15年間連載され、シリーズ累計発行部数は3000万部を超えるなど世界中で絶大な支持を集めている大人気漫画『BLEACH』
「BLEACH 千年血戦篇」は、シリーズ最終章の千年血戦篇を描くアニメプロジェクトになっています。2022年10月10日から放送が始まっています。
『BLEACH』は悪霊に襲われた家族を守るため、死神代行となった高校生の主人公。その仲間たちの活躍を描いた剣戟バトルアクションコミックです。
タイトルの『BLEACH』は、英語で「脱色」や「漂白」を意味します。これは死神をイメージする黒の反対である白を連想させる言葉を選ぶことにより、黒を引き立たせるという理由により命名されたのです。
「スカー」の歌詞の意味について
自分の上にある青い天井、それはとても澄んでいるように見えるのです。何もできない、このままでいるしかない自分の中に、焦りの感情が芽生えたと感じるのでしょう。
でもどう動いたとしても臆病な思いを持つ自分たちを笑うように、あまりにも多くの強い視線を感じるのです。
心や魂が折れてしまった、もう何度目なのかも分からないほど。これを抱きしめながら、灰になるその時まで歩んでいくのです。
自分の中で我慢をしながら受け入れてきた悲しみ、この全てが自分を作ったり色で満たしたりしてきたのです。
そうしながら、ここまで歩んできたと振り返る思いもあるのでしょう。呼吸をするように、重ねてきたものがあるのです。
掌の数えられないぐらいの消えない傷跡。これが自分自身の証やしるしでもあるのでしょう。向かい合うことで恐怖を感じ、そして大切な存在と共に歩んできたのです。
青い天井はこんなにも綺麗に見えるのです。でも濃く落ちて来る影のように、虚しさがなぜか懐いてくるのでしょう。
どうしても痛むこの傷、これを癒すように諦めることへと自分が導かれた時も。何度も数えきれないほど後悔を続けて、それでも眩しい光があると感じるのです。
自分の目に映る希望の全て、これはいつか崩れて黒く濁るものかもしれない。そして変わり果てるようなことがあっても、歪んだ失望の中のささやきを掻き消す音がするのです。
これはきっと魂の奥から、誰かが叫んでいる声。与えられた明日には、意味がないということを教えてくれているのでしょう。
立ち止まり座り込みながら終わりを待つとしたら、後悔や失望は必要ないのかもしれません。闇に対して抗いながら、明日を選び取るそんな大切な人はとても美しく見えるのです。
間違いや後悔、そして明日が怖いと感じながら傷を背負ってきたのでしょう。これは誰にも渡すことはできない、自分だけの痛み。
飲み込んだ悲しみの全てが、自分を作ってそして彩ってきたのです。このようにして、やっとここまで歩いてきたのでしょう。
まるで息をするように、重ね続けてきたものがあるのです。この掌の数えられないぐらいたくさんの傷跡。これは消えないものでしょう。
でもこれこそが自分の証、そしてしるしなのです。向かい合った恐怖さえも刻みながら、これからも歩み続けていくのでしょう。
疾走感溢れる魅力的な曲に
これから歩んでいこうという思いにさせてくれる、疾走感が溢れている曲になっています。メッセージ性の強い曲なので、伝えたい思いが心に響いてくることを感じる人は多いでしょう。
自分と向き合いながら、そして様々な感情を持ちながらそれでも進んでいこうとしているのです。
歩き出そうという思いがあっても、勇気が出ないような時もありますよね。でもこの曲がアニメとリンクしていると感じるのは、どのような状況であっても諦めずに進み続けるという強い意思でしょう。
後悔があっても光に向かっていきたいのです。立ち止まりそうな時でも、この曲を聴くことにより「一歩でもいいから歩もう」と思えるようになるかもしれません。強さを与えてくれる、とても素晴らしい曲だと感じます。
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