「君のことが好きで言えない。」の内容!叶いそうにない恋はどうなる?
- 2021/9/4
- 漫画
- 君のことが好きで言えない。
「君のことが好きで言えない。」は、講談社・デザートにて連載中のコミックです。「制服とごはん。」「魔法使いだった猫」「スキマツキ」など、様々なジャンルで人気を博しているみかみふみが作者のようですね。
今回はそんなみかみふみの最新作「君のことが好きで言えない。」について、あらすじや登場人物を詳しくお伝えしていきましょう。
「君のことが好きで言えない。」のあらすじは?
主人公・高梨上総(たかなしかずさ)は、高校一年生の女の子。幼なじみの同級生・中川歩(なかがわあゆむ)に恋をしているのですが、なかなか気持ちを伝えられずにいます。
ここまでは一般的なラブストーリーと何も変わりはありませんよね。しかし上総たちが住むこの星には、30年前に隕石が降ってきたことがあるのです。
それが放出した謎の物質により、人類はみな「同性」しか愛せないようになりました。そこで上総も恋人を作ることにしたのですが、いつまで経っても好きになれずに、最終的に涙ながらに振られることに。
やはり上総は異性を、幼なじみの歩を想い続けるだけで精一杯で、他の誰かに夢中になることはできなかったのです。歩はいつも正論を伝えてきて、それが上総の心を傷つける時もあるのですが、さりげない優しさにまたときめくことが多い様子。
幼なじみとしての仲のよさと、「恋愛対象」や「好きな人」としての接し方には違いがありますが、今後その壁が打ち砕かれていくのかもしれません。
登場人物の設定や魅力について
高梨上総は、幼なじみに恋をしているピュアな女の子。歩とは家が隣同士ということもあり、昔から兄妹同然の付き合いをしてきたことが想定されます。
一方歩も、「上総が幼なじみでよかった」と心から思っているようで、この二人ならすぐに恋愛関係へと進展できるのではないかと思うほど。
しかし彼女たちが住む星には、現在「異性愛者」はいないのです。周りが自分とは違った恋愛のスタイルを貫く中、上総は歩への愛情を抑え、必死に隠し続けてきました。
中川歩は上総に対して優しく、辛そうにしている時には必ず気づいて救い出してくれます。歩自身はとてもモテるタイプですが、告白されるたびに断り続けてきたので、周囲からは敬遠されることも。
また、歩の祖父・中川茂正(なかがわしげたか)が、「君のことが好きで言えない。」のキーパーソンとなっていそうですね。茂正自身は三年前に亡くなっているのですが、現在も多くの若者に知られているほどの有名宇宙飛行士。
30年前に隕石が降ってきた時、彼は宇宙にいたため、影響を受けることはなかったようです。また上総と茂正も何やら関係があるらしく、今後も様々なつながりに注目していきたいですね。
伝えられない想いと出した答えは?
「君のことが好きで言えない。」の第1巻は好評発売中です。この作品は、心から好きな人に伝えられない強い想いや、大切な幼なじみを失いたくない葛藤などがメインテーマになっているはず。
世の中の「普通」に合わせることになるのか、はたまた二人で乗り越えられる何かがあるのか、これから目が離せません。
公式ページ:https://go-dessert.jp/kc/kimisuki/