「川越ボーイズ・シング」のアニメが放送開始！歌を通じて深まる絆

公開日 2023年10月12日最終更新日 2023年10月16日

「川越ボーイズ・シング」のアニメが放送開始となり話題を呼んでいます。2023年3月に制作が発表され、同時にキャストやティザービジュアルなども明らかになりました。

どのようなことをテーマとした作品なのか、そして登場人物の特徴と関係性についても詳しく知っておきたいと思う人は多いでしょう。そこで今回は、「川越ボーイズ・シング」のアニメの概要について詳しくご紹介していきますね。

「川越ボーイズ・シング」のストーリー

主人公・だんぼっちこと出井天使（でいてんし）は、川越学園2年の男子生徒です。平穏な学校生活を送ってきた彼ですが、実は元聖歌隊。歌うことが大好きで、堂々と歌いたい思いがありながらも過去の経験が影響して人前で歌うことができません。

自宅に設置したダンボール製防音室「だんぼっち」の中にこもり、一人きりで歌う日々を過ごしていました。そんなある日、彼が出会ったのは元オーケストラ指揮者の響春男（ひびきはるお）。

29歳の男性で、確かな実力を持ち合わせているにもかかわらず厄介な人柄が災いし、オーケストラを追い出されてしまったのです。復帰と引き換えに課された条件は、川越学園に男声だけの「ボーイズ・クワイア部」を新設し、コンクールでの優勝を勝ち取ることでした。

そんな利益のために入部を迫ってくる春男に困惑する天使。仲間たちと共に強制的に入部させられ、顧問である春男の指導に振り回されながらも、徐々にクワイアの世界に惹かれていきます。

彼らは果たして全国ボーイズ・クワイア・コンクールで優勝することができるのでしょうか。強豪のライバルチームも次々と登場し、打ちのめされては時に刺激を受けて着実に前進していく川越学園ボーイズ・クワイア部の勇姿を描いた物語です。

「川越ボーイズ・シング」の登場人物について

「川越ボーイズ・シング」の主人公・出井天使は「だんぼっち」の愛称で親しまれています。ダンボール製の防音室にこもって歌う習慣があり、唯一の居場所で自分自身を解放してきました。

しかしそんな彼の目の前に現れたミステリアスな男性・響春男に影響され、未踏の世界を知ることに。新設された「ボーイズ・クワイア部」のメンバーは、天使の親友や同級生、さらに他の学年の生徒もいます。

えいちゃんこと矢沢ひろし（やざわひろし）、トリちゃんこと白鳥修二（しらとりしゅうじ）は、いずれも天使の親友です。ひろしはルックスがよく成績優秀でスポーツ万能、唯一私服のセンスだけがいまいちな2年生で、担当声域はバス。

修二は明るく元気なところが長所ですが、ややガサツなタイプです。渋々入部したボーイズ・クワイア部での担当はセカンドテノール。さらにロボットが相棒の小橋快人（こばしかいと）、幼い頃からボディビルをやっている茨戸静男（ばらとしずお）、フェイスペイントがトレードマークの足立尽（あだちじん）も川越学園2年でボーイズ・クワイア部の仲間です。

どのキャラクターも個性的で、それぞれが異なるきっかけで天使やボーイズ・クワイア部に出会っていることが特徴。歌への熱意や自分を変えたい願望が、次から次へと絆をつないでいるのです。