ジョーカーの俳優、ホアキン・フェニックスの演技に引き込まれた観客は、とても多いと考えられるでしょう。
アメリカでは公開日にあらゆる出来事が起こり、かなりの騒ぎで話題になっていました。
映画「ジョーカー」は、DCコミックスのバットマンの悪役として、有名なジョーカーが誕生するストーリーを描いたもの。今までのバットマンとは違ったテイストで、第76回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞しています。
この作品で気になったジョーカーを演じた俳優、ホアキン・フェニックス。異色な存在でどのようなプライベートを過ごしているのか、詳しくご紹介していきましょう。
ホアキン・フェニックスが演じるアーサーとは?
映画ジョーカーの主役ホアキン・フェニックスが演じるのは、アーサーと呼ばれる男性。悩みや貧困生活で苦しみながらも、道化師として生活を送っています。
母親の面倒を見るアーサー。徐々に自分の境遇により、心と体のバランスを乱してしまいます。アーサーはいつしか現実と夢の中の世界の区別がつかない状態に。
そんなアーサーが繰り広げる、不思議な世界が描かれた映画ジョーカーには、名優ロバート・デ・ニーロも出演しています。
ホアキン・フェニックスってどんな人?
アーサー役があまりにも自然で、主役のホアキン・フェニックスは、一躍話題の人となりました。
彼は役者一家として有名な、フェニックスファミリーの次男。
子役としてデビューし、26歳の時に出演したグラディエーターでは若手の個性俳優として注目され、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。
個性的な俳優さんですが、変わりぶりは人並み以上。2008年になると、いきなり俳優からラッパーへと転向することを宣言しました。
周囲をあっと言わせたこの出来事は、ドキュメンタリーのためのお芝居であったことも判明しています。
究極のヴィーガン
ホアキン・フェニックスは兄弟と同様に、厳格なヴィーガンであることでも有名です。
ヴィーガンはベジタリアンよりもさらに厳しく、動物性たんぱく質を使った食べ物は一切口にしません。
ホアキン自身も映画の撮影でどうしても必要な場合以外は、毛皮や皮製品を身につけない徹底ぶり。アニマルライツをテーマにした、ドキュメンタリー映画にも出演しています。
リバー・フェニックスも予想した大物の将来!
映画「スタンドバイミー」に出演したリバー・フェニックスは、ホアキンのお兄さん。
リバー・フェニックスは残念ながら若い頃に亡くなっていますが、その前にホアキンが将来有名になると予言していたようです。
両親は宗教団体の宣教師を務める、信仰心の強い家族。幼少期からリバー・フェニックスは、弟の未来をスピリチュアルに感じていたのかもしれません。
映画ジョーカーは必見の作品!
ホアキン・フェニックスの演技は、すでにアカデミー賞候補として話題になっています。
ストーリーはもちろんですが、才能あるホアキンの見事な演技はぜひ必見ですね。