
公開日 2025年11月24日 最終更新日 2025年11月24日
星野源「いきどまり」の歌詞の意味は、映画主題歌でもあるため内容を深く知っておきたいですよね。
星野源の表現する世界は、いつも新鮮で魅力に溢れ感動を与えてくれるもの。では今回は星野源「いきどまり」の歌詞の意味と、映画主題歌としての魅力について詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となる映画とは
星野源が、ニュー・シングル「いきどまり」を11月14日に配信リリースしました。星野源にとっては、5月にリリースされたアルバム『Gen』から約半年ぶりの新曲となります。
この楽曲は同日に全国公開となる映画「平場の月」の主題歌です。星野源のプライベート・スタジオ”808スタジオ”を訪れた同映画の土井裕泰監督と那須田淳プロデューサーによる熱烈なオファーを受けて書き下ろされました。映画の脚本は「ある男」の向井康介によって書かれています。
映画「平場の月」は大人の男女の心の機微を繊細に描いています。第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名恋愛小説が、堺雅人主演、井川遥の共演にて映画化されたのです。
「平場の月」のあらすじとしては、妻と別れて地元に戻った青砥健将は、印刷会社に再就職して平穏な毎日を送っていました。
そんな青砥が中学生時代に思いを寄せていた須藤葉子は、夫と死別して現在はパートで生計を立てています。
ともに独り身になり様々な人生経験を積んできた2人は意気投合して、中学生以来の空白の時間を静かに埋めていきます。
そして再び自然に惹かれ合うようになった2人は、やがて互いの未来についても話すようになるのですが…。
カバー・アートも公開!
「いきどまり」のカバー・アートも公開されました。群れをなして空を舞う鳥たちの姿を遠景と近景で描いた詩的なイラストレーションが魅力的です。デザインはデザイナーの藤田裕美が手掛けています。
「いきどまり」の歌詞の意味について
忘れることができない呪い、これを今大切なあなたにあげるのです。嘘、ただ忘れることなど決してない、あなたの温度を。下手な間違いだらけの優しさについても。
息が止んだ時には生まれ変わる、そして君に逢えるのです。嘘、ただ燃えて消えて居なくなるのでしょう。雲の上の再会なんて夢のようなことなどないから。
別れが窓辺を照らしたのです。そして鼓動が揺れたのでしょう。戻れないあの日々、これを痛みの中から感じるのです。
ただ見つめた寝顔が瞳の中から、はらはらと海へと流れ出すのでしょう。さようならと共に。
寄り添う帰り道で繋いだ掌はとても尊いもの。行き止まりの二人を、きっと月だけが見ていたのでしょう。はらりと糸は解けゆくのです。そして幕が閉じるのでしょう。
星野源のコメント
星野源は「ある日、土井監督と那須田プロデューサーが「直に話したい」と僕の作業場まで来てくれました。映画『平場の月』の主題歌を制作して欲しいというオファーでした」
「今まで何度もお仕事ご一緒しているけど、こんな風に自分の居場所まで来てくれて3人だけで話すなんて滅多にないなあ、と嬉しかったのを覚えています」とコメントをしています。
そして「いただいた脚本を読み、ピアノをぽろぽろと鳴らしながら作曲していきました」「最近私は自身を焼き付けるような楽曲を書いてきましたが、この新曲「いきどまり」は自身を歌ったものではなく、歌の中に物語があり、それが一人称で語られる楽曲です」と綴っています。
更に「劇場の中で、そして貴方の中で、ぜひこの楽曲を聴いてください」と伝えてくれているので、ぜひ映画と共に楽曲を堪能したいですね。
残していく想いを表現している楽曲に
最愛の相手に想いを正直に話す、それはとても勇気がいることです。でも現実を見せ、夢を見せないということが本当の愛情なのかもしれないと、この楽曲を聴いて思う人は多いでしょう。
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