公開日 2023年2月7日 最終更新日 2023年2月7日
GReeeeN「ジュブナイル」の歌詞の意味については、TVアニメのEDテーマでもあるため内容について把握しておきたいところです。
いつも心に響く楽曲を私たちに届けてくれるアーティスト。今回の作品にも期待が高まります。ではGReeeeN「ジュブナイル」の歌詞の意味と、アニメとの関連性について深く見ていきましょう。
アニメについて
GReeeeN「ジュブナイル」は、TVアニメ『大雪海のカイナ』EDテーマです。「雪海」が拡がり続ける世界の中、人々は軌道樹から広がる天膜のうえでかろうじて暮らすことができていました。
そして天膜の少年カイナと雪海の王女リリハが出会う時に、滅びかけた世界を変える物語が始まるのです。
MVについて
孤独を感じている少年が、未来で出会った自分の姿に勇気をもらいます。そして2022年12月にリリースされたアルバム「ロッキンビーツ」のジャケットと同様に、80年代テイストの遊び心のある内容になっているのが特徴的。
退屈な日々の中で学校も楽しい場所ではなく、憧れの女の子に声をかけることができない内気な少年が主人公です。
声にならない叫びが心にあるのでしょう。この思いでギターを掻き鳴らすのです。そしてある日、ハードロックな雰囲気の年上男性が目の前に現れます。
その人と一緒に車に乗るのですが、着いた場所は10年先の未来でした。ライブハウスで多くのお客さんに応援されている、未来の自分と出会うことができるのです。
「ジュブナイル」の歌詞の意味について
一人になる勇気がない、だからこそ孤独を感じていたのです。本当の自分は今の自分とは違う、そんなふうに言える日々が来ることを夢みていたのでしょう。
漠然として掴むことができないのです。だから自分自身の毎日を諦めていたのです。短い時間でも動きたい、でも夢をみたままではきっと何も始まらないと感じたのでしょう。
午前0時を過ぎても、燦然と輝いているシリウス。その場所に向けて走ったのです。昨日以上の自分を見つけたいと思ったのは、今いる場所から抜け出したい気持ちがあったから。そして足掻き続けながらこの運命があるのです。
泣いたりもがいたりしながら、立てなくなるような人の痛みを知ったのでしょう。でもいつかきっとこの何もないような場所でも、出会える涙があるはず。だから心の中に描き続けたい世界があるのです。
自分らしさはどこにあるのかと、心の中で思っているのです。他の人たちは既に見つけているのでしょうか。
夕焼けを見ると、心の中の乾きが溶けていくように思えるのです。怖いと感じて目を閉じていたのです。でも耳だけはとても冴えているのでしょう。
同じような気持ちが、自分の心に聞こえてくるのです。誰か助けてほしいと。午前0時を過ぎても、美しいままのシリウス。
他の何よりも綺麗に輝いて見えるのです。少し自分たちの瞳が開き、青白いまま輝いてくるのです。そして閃いて動いていく運命を感じるのでしょう。
果てなどないと分かりながらも進んでいくのです。次はどこへ行くのだろうと思いながら。でもいつかきっとこの荒野にて出会う笑顔があるのです。だから心には変わらない世界を描いていよう。
自分たちはきっと、この先の長い旅の中で人を愛したりすれ違ったりするのでしょう。でもきっといつかこれら全てを愛しいと思うことができるのです。
泣いたりもがいたりして立てなくなってしまいそうな時に、他の人の痛みを知ったこともあるのでしょう。
そしていつかきっとこの荒野にて汗や恥をかきながら、同じように心が震えながら生きる仲間に出会えるのです。
これからも続いていくストーリー
今までの日々があったからこそ、自分はここにいると思うことができるのでしょう。時には振り返るような時も必要なのかもしれません。
自分が動くことにより、きっとたどり着ける場所があるのです。これまでの日々を、懐かしく大切に思える日がきっとくるはず。
そう信じられるのは、自分と同じ思いの仲間がいてくれると思えるからでしょう。これから先の日々を大切に感じられるのも、共に歩める存在のおかげなのかもしれません。
アニメとこの曲のリンクに対して感じながら大切に聴いていくと、その世界観を更に魅力的なものだと思えるようになるでしょう。
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