グラミー賞2020年(第62回)が、アメリカ現地時間2020年1月26日に開催されます。
音楽業界の一大イベントで、毎年年末になると「トロフィーを手にするのは誰?」と話題に。
ノミネートが先日発表され、今年一年活躍したスターたちを振り返るよいチャンスがやってきました。
ビリー・アイリッシュの活躍が期待
グラミー賞2020年の目玉となるのが、新人女性シンガー・ソングライター。まだ17歳の若さの、ビリー・アイリッシュです。
リリースした「When we all fall asleep,Where do we go」は今年のベストアルバムで、ブレイクしたリル・ナス・Xのシングルチャートの、1位連続記録をストップしたことでも人気が証明されています。
今年の3月は2000人規模の会場で、ライブを行っていたビリー。瞬く間にブレイクし、4日間連続のアリーナライブ講演を発表するほどになりました。
最優秀レコード賞など主要4部門でノミネートされていますので、当日の結果発表が気になるアーティストの一人です。
ベテランが最優秀新人賞にノミネート?
グラミー賞2020年で注目したい、R&Bシンガーの「リゾ」。
最優秀新人賞にノミネートされましたが、確かに今年はどこでもリゾの曲が流れるほどブレイクしたものの、実は2013年以来3枚もアルバムをリリースしているベテランシンガーです。
他にノミネートされたロザリアやマギー・ロジャースなどと比べても、リゾはキャリアが最も長いアーティスト。新人賞にノミネートされるための条件は、一般的なブレイクを果たすだけではありません。
少なくとも5曲入りのアルバムをリリース、またリリースしたシングルが30曲以下など、選出基準を満たしている必要があります。なぜリゾが新人賞なのか、きっと難しいグラミーの基準があるためでしょう。
日本人も負けていない!
グラミー賞20202年で注目したい人は、日本人のジャズ音楽家の「狭間美帆」。最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門にノミネートされています。
ジャズファンなら既にご存知かもしれませんが、狭間美帆さんは2019年10月より、デンマークのビックバンド首席指揮者に就任されています。
過去にはボブ・ブルックマイヤーやサド・ジョーンズなどの有名アーティストが務め、日本人女性音楽家としては初めての快挙を成し遂げています。
好きなアーティストは選ばれましたか?
グラミー賞2020年のノミネートはビヨンセ、テイラースイフトなどの常連さんも選出されています。
表彰式で誰が選ばれるか気になるところですが、グラミー賞は音楽の祭典として人気アーティストのライブパフォーマンスは、絶対に見どころになること間違いなしでしょう。