江口のりこはドラマの名脇役や名助演として、個性的な異彩を放ち、ブレイクしていると言えるでしょう。ドラマの出演依頼が、引っ切り無しの状態のようです。
同時期にドラマの掛け持ち出演が、当たり前のようになっているのです。2021年4月からは初の主演ドラマもスタート。江口のりこにスポットライトを当ててみましょう。
東京乾電池からスタート
江口のりこは、1980年4月28日生まれ、兵庫県出身です。5人兄妹の第4子で、双子の妹として育ちました。本名は江口徳子(とくこ)です。
16歳の頃からアルバイトをして、映画館に通うのが楽しみでした。次第に映画に出たいと思うようになりました。19歳で上京して、劇団東京乾電池のオーディションを受け、研究生になります。
新聞店で住み込みして働き、演技の勉強をします。1年後の2000年に正式な劇団員になりました。20年以上経って、ドラマや映画で活躍して忙しい中、劇団員としても継続しています。
16歳からアルバイトで自立した生活をして、いろいろな仕事を経験してきました。肝が据わった芯の強さや、経験してきた苦労が深みになって、演技にも自然とにじみ出ているように感じられます。
どんな役でも自在にこなし、脇役であっても存在感があり、江口のりこの世界に引き込むようなインパクトやアクセントをつけて、作品が引き締まります。
公式サイト:https://www.knockoutinc.net/artists/?id=1423254565-475633
最近の活躍が凄い
これまで数々のドラマや映画に出演し、演技力には定評がありました。2020年公開の映画「事故物件 恐い間取り」では、不動産屋の社員を演じ、第44回日本アカデミー賞の優秀助演女優賞を受賞しています。
ドラマ「半沢直樹」では、劇団東京乾電池・座長の柄本明との師弟共演も話題になりました。「キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木」「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」「その女、ジルバ」「俺の家の話」と、次々と連続ドラマに引っ張りだこです。
CMでも見かけることが増えてきていますね。
4月スタートの新ドラマ
2021年4月2日(金)スタートの「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)では、連続ドラマで初の主演を務めます。出版社編集日の契約社員役です。
ParaviやひかりTVで楽しむこともできます。さらに4月25日(日)スタートの「ドラゴン桜」(TBS系)にも、出演します。16年前にヒットした前作では、赤い特攻服を着ての登場でしたが、今作は学園の理事長役での出演です。
主役の桜木を演じる阿部寛との対決が、見所の一つになりそうですね。2005年の前作もParaviで視聴できます。今作もParaviで配信される予定です。
存在感のあるキャラを演じる江口のりこに、今後も注目大注目です。