Level Up Future

公開日 2019年10月28日 最終更新日 2020年3月12日

「Doctor-X」は、数ある医療系ドラマの中でもとても高い人気を誇ります。2012年の第1シリーズ放送以降、2017年の第５シリーズまで全て高視聴率（約20%）を叩き出しています。

テレビ朝日開局60周年記念番組として「Doctor-X」が2年ぶりの復活。10月17日にスタートした第6シリーズも絶好調です。毎週木曜の夜9時、テレビ朝日系列で放送されています。

「Doctor-X」の魅力

主演の米倉涼子演じるフリーランスの天才外科医「大門未知子」の、スパッと切れるメスのようなシャープな眼差しの表情は、とても美しく魅力的で圧倒的な存在感があります。

外科医のライセンスと培った超一流のスキルを武器に、組織や権威からの束縛を嫌い反発して騒動を起こしつつも、重篤な患者を救うことにまっすぐで全力を注ぐ姿が、とてもかっこいいのです。

病院でONになった時のキリッとした表情と一匹狼的な行動に対して、OFFになった時の無邪気で明るい言動。このON・OFFのギャップが、主人公・大門未知子の魅力をより一層際立たせています。

巨大病院の組織や権威に対して負けない強い意志、「いたしません」や「私、失敗しないので」という決め台詞は、大門未知子の生き方をよく表現していますよね。

名台詞「私、失敗しないので」が誕生したエピソード

2012年のロンドンオリンピック女子柔道で金メダルを獲得した松本薫さんが、誰よりも練習してきたという自信から発した一言が、名台詞が誕生するきっかけとなりました。

気迫あふれる試合での勇姿と「私、ミスしないので」と金メダルを獲った後のインタビューで語った一言に、脚本を執筆中で主人公のキャラクターを模索していた中園ミホさんが感銘を受け、大門未知子のキャラクターがイメージされたのでした。

あらすじ

前作の最終話での「余命3か月」という衝撃的な展開も、大門未知子は自ら考案した術式を書き伝え、奇跡的な回復を遂げます。

第6シリーズでは、大赤字の東帝大学病院を立て直すため、コストカッターとしてニコラス丹下（市村正親）が副院長に招へいされ、経営の合理化を強力に推し進めます。

コストカットやリストラ・AIの導入など、ビジネス最優先化する医療現場、さらに激化する権力争い。巨大病院の医療の在り方に、大門未知子が天才外科医として医療の本質を妥協せずに貫き通す、新たな孤高の戦いが始まります。

引き続き豪華な出演者

大門未知子（米倉涼子）と、名コンビで麻酔科医の城之内博美（内田有紀）、二人が所属する「神原名医紹介所」所長の神原晶（岸部一徳）。この三人の関係性もよく、今回も楽しみです。

東帝大学病院院長の蛭間重勝（西田敏行）、外科医の海老名敬（遠藤憲一）や加地秀樹（勝村政信）、原守（鈴木浩介）など、豊かな個性を発揮する名俳優陣が引き続き出演しています。

新たに加わった主な配役・出演者

ニコラス丹下（市村正親）：東帝大学病院の新副院長、世界有数のコストカッター

潮一摩（ユースケ・サンタマリア）：次世代インテリジェンス手術担当外科部長

鮫島有（武田真治）：新事務長、丹下の右腕

浜地真理（清水ミチコ）：次世代がんゲノム・腫瘍内科部長

村崎公彦（藤森慎吾）：AIシステムを推進する外科医

多古幸平（戸塚純貴）：優秀だが働き方改革と定時で帰る外科医

伊倉瑠璃（河北麻友子）：帰国子女の蛭間病院長秘書