公開日 2023年12月29日 最終更新日 2023年12月29日
「ダンジョン飯」のアニメがこの冬より放送開始となる予定です。こちらは九井諒子先生によるコミックが原作で、KADOKAWA・ハルタにて連載されました。
丸井先生にとって初の長編連載作品とのことで、2023年12月時点で累計発行部数は1000万部を上回っているとのこと。そこで今回は、そんな「ダンジョン飯」のアニメ化に際してストーリーや概要について詳しくご紹介していきましょう。
「ダンジョン飯」のストーリー
主人公・ライオスらは、6人パーティーを組み旅をする冒険者です。彼らはダンジョンを探索する途中で食糧を失い、空腹状態で「炎竜」と称されるレッドドラゴンに挑むことになりました。
その結果、6人は実力を充分に発揮することができず壊滅状態に。ところが、ライオスの妹であるファリンがレッドドラゴンに襲われる最中に使った脱出魔法により、他のメンバーは辛うじて地上へと逃れることができました。
ファリンがレッドドラゴンによって消化される前に救い出すため、今すぐにでもダンジョンの深奥に向かいたいと思っていたライオス。しかしその時、パーティーのメンバーであるシュローとナマリが離脱してしまいます。
思いきってパーティーを解散し、単身でレッドドラゴンに挑もうとするライオスを見かねたマルシルとチルチャックが協力を申し出てくれます。改めて結成された3人のパーティー。残るは探索に充分な食糧がないという問題でした。
ここでライオスは「食糧の現地調達」を提案します。それはつまりダンジョンに巣食うモンスターを退治して食糧とするという突拍子もないアイデア。
マルシルとチルチャックはもちろん拒絶しましたが、ライオスは早速手近な食材を収集して料理を始めようとします。しかし如何せん正しい調理法を知らないために苦戦してしまうのです。
その時、偶然通りかかった男性・センシが手助けを申し出て、見事なまでの手際で調理をしてくれました。モンスターを使った料理は想像を遥かに上回る美味しさで、ライオス一行にとって新たな道が拓けた瞬間となりました。
センシは一行の目的を聞き、「炎竜」ことレッドドラゴンを調理できる可能性に魅力を感じ、仲間に加わり…。
「ダンジョン飯」がTVアニメ化!
「ダンジョン飯」のアニメは、2024年1月4日(木)より放送開始となる予定です。全国28局にて連続2クール放送と謳われており、原作のファンやアニメが好きな人はもちろん、ファンタジー作品やグルメ作品に興味がある人にも注目されています。
「ダンジョン飯」の舞台となるのは、魔物がのさばるダンジョン。謎めいた伝説を聞きつけた冒険者が次々とやってきてダンジョンを踏破しようと意気込んでいました。
主人公のライオス・トーデンは、26歳の男性です。鎧を纏った剣戦士で、実妹の魔術師・ファリンを可愛がっています。ところが、ダンジョンの深奥でレッドドラゴンと交戦していた時、ファリンはライオスを庇って食べられてしまうのです。
ライオス一行は、命からがら地上へと生還。ファリンを救出するためにも再びダンジョンに挑もうと考えますが、お金や食糧は迷宮の奥底に置いてきてしまいました。
ここでライオスが提案したことは、ダンジョン内で食糧を自給自足するということ。襲い来るモンスターを次々と退治しては食べ、ダンジョン踏破を目指すことになります。
「ダンジョン飯」では、数々のファンタジー作品でおなじみのスライムやバジリスク、ゴーレムといったモンスターたちの生態を論理的に考察。
それに基づき、どうすれば美味しく食べられるのかを真剣に研究した賜物が、アドベンチャーとグルメの融合です。剣士や魔術師、そして魔物食のスペシャリストなども登場する奥深いハイ・ファンタジーとなっています。
食うか食われるかの瀬戸際で生まれた奇策から…
モンスターを調理して食べるなどあり得ないと思われていたことが、生死の分かれ目で生まれた奇策によって実現してしまいます。仲間も減り、モンスターの調理法もわからず絶体絶命の事態で現れたのは、まさにその道に通じているミステリアスな斧戦士。
ライオス一行の冒険は果たして成功裏に終わるのでしょうか。また、若手の冒険者・カブルー一行や、男性とその一族に仕える女性たちのパーティー・シュロー一行なども登場します。
個性豊かな冒険者たちと活気溢れるバトルシーン、そして何ともリアルで美味しそうに見えてくるグルメなど、あらゆる要素によってとてもフレッシュな気持ちで楽しむことができる作品です。
公式HP:https://delicious-in-dungeon.com/
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