back number「ベルベットの詩」の歌詞の意味と曲から感じるメッセージ
- 2022/9/15
- 音楽
- back number, ベルベットの詩, 意味, 歌詞
「ベルベットの詩」の歌詞の意味については、映画の主題歌でもあることからとても注目されています。
いつも魅力的な楽曲を私たちに届けてくれるback number。では今回はback number「ベルベットの詩」の歌詞の意味と曲から感じるメッセージについて、詳しくお伝えしていきましょう。
映画について
「ベルベットの詩」が主題歌として使われているのは『アキラとあきら』という映画です。地井戸潤による同名の小説が映画化されました。
竹内涼真と横浜流星のW主演となります。監督は三木孝弘が務めます。この映画のあらすじとしては、過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)。そして大企業の御曹司として生まれたけれど、時期社長の椅子を拒み抗い続ける階堂彬(あきら)。
この二人が日本有数の目がバンクに同期入社します。そしてお互いにライバルとして向き合ってきました。
このような中でアキラは信念を貫いたことにより左遷、あきらも階堂家の親族同士の争いに巻き込まれるようになります。そして今後更に二人の運命が交差していくようになるのです。
「ベルベットの詩」の歌詞の意味
心の中では本当は擦り切れるように、きしむ音がしているのです。でもこれが聞こえないように、大きな声で歌いたい思いがあるのでしょう。
理不尽だと思うことがとても多い。でもこれに対していつか慣れてしまったのです。自分は自由なんだと、忘れてしまいそうになる時も。
大きく、うるさいぐらいでも構わない。だからどうか産声のように、遠くまで響いてほしいと願うのでしょう。
自分自身のこの姿、そのままでどうか生きさせてほしいのです。楽ではないかもしれない、でもきっと人生を素晴らしいと思うことができる。
人にからかわれるような時があっても、綺麗ごとだと言われたとしてもそれでも夢見る空はいつも青色だけでいいのです。
不安を感じない人はいないのです。自分に対して追い駆けてくると感じるもの。これを振りほどくように皆、きっと走り続けているのでしょう。
人はきっと繊細、でも残酷さを持ち合わせているのです。自分も同じだと、そして本当は既に知っている。嫌で悲しいと感じても、この痛みを抱きしめながら進みたいのでしょう。
ありのままの自分らしさを持ちながら、生きさせてほしいという願い。正直に生きると馬鹿をみてしまうのだろうか、でもそれでも日々はとても素晴らしいもの。
くだらなくて、無駄なことだと言われるかもしれない。でもこう言われたとしても下を見ずにただ登っていきたいのです。
心からきしむ音がするように感じる。こんな時だからこそ大きな声で歌いたくなるのです。あるがままの自分で生きさせてほしい、努力をしてもそれは実りにくいものかもしれない。でも人生を素晴らしいものだときっと思えるから。
人に何を言われたとしても、綺麗な虹を見られるこの権利をきっと持っているのです。もし音程がずれたとしても、口をふさがれたとしても自分は自分だと自分の声で歌っていこう。代わりはいないことを、自分の声で歌い続けていきたいのです。
自分らしさについて
自分らしく自由でいたい、でもそれができないように感じる時もあるでしょう。このような状態で本当に進んでいけるのかと、不安を感じることもあるかもしれません。
できればありのままの自分で生きていきたい、こう強く願う曲になっています。そしてどのような状態であっても、貫いていきたい自分の思いがあるのでしょう。
この思いに対して、声を出して伝えていきたい気持ちを表現しているのです。これを可能なはずだと信じているのは、自分自身を信じているからでもあるでしょう。
映画とのリンクについて
映画の中の二人の主人公も、向かいたい方向に迎えず苦しむことがあります。でも自分の考えや思い、そして信念を持って生きようとしているのでしょう。
これができる時もあれば、無理な時もあるかもしれません。それでも自分らしさを生まれた時のままのように、生きていきたい思いがあるのです。
このことが曲とリンクしている部分だと感じる時も。自分の声で伝えるから意味がある、そして自分だから伝えられることがきっとあるのです。
こう思うと存在自体を、大切にしていけるようになるかもしれません。様々な出来事がある中、どうこれからを生きていくのでしょうか。これについて迷い悩みながらも、映画の中で二人は歩んでいくのでしょう。
優しく心に響く曲に
歌詞がしっかりと心に届く曲だと感じます。サビの部分で更に感動を覚える人は多いでしょう。
心に寄り添ってくれる曲だと思える人は多いはず。時にはこういう曲を聴いて、自分と向き合うような時間も必要かもしれません。
その時間はとても大切なものになるでしょう。まるで小説を読んでいるような曲になっているので、自分の人生について見つめ直すきっかけになる場合も。
やっとこういう機会を持つことができたと、思わせてくれる曲だと思います。人生は素晴らしいと、きっとこの曲を聴けば少しずつでも思えるようになるかもしれません。
☆こちらの曲も聴いてみてくださいね!
>>>Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」の歌詞の意味と曲としての魅力