公開日 2023年4月12日 最終更新日 2023年4月12日
「青のオーケストラ」のアニメが放送開始となり、興味を持っている人は多いですよね。こちらはNHK Eテレにて放送されている青春の物語で、タイトルからも読み取れる通り音楽が題材となっています。
原作は「猛禽ちゃん」「心が叫びたがってるんだ。」などでおなじみの阿久井真先生によるコミックで、累計発行部数は300万部を突破しているとのこと。そんな人気作品「青のオーケストラ」の概要や魅力について、今回は詳しくご紹介していきましょう。
「青のオーケストラ」のストーリー
主人公・青野一(あおのはじめ)は、高校1年生の男子です。小学校から中学校までヴァイオリンに力を注いでいて、各種コンクールでトップ成績を収めてきたほどの腕利きなのですが、ある時家庭の事情のためにヴァイオリンをやめざるを得なくなります。
そしてなるべく遠くにある公立の高校に進学したいと希望し、中学時代の担任教師の薦めにより千葉県立海幕高校に進学したいと思うようになるのです。しかしいつものように中学校に通っていたある日、ケガをして保健室で休んでいたところ、ヴァイオリンの練習をしていた女の子・秋音律子(あきねりつこ)に出会います。
彼女と関わったことで、約1年ぶりにヴァイオリンに触れることになった一。そして音楽への情熱を取り戻すのです。明るく正義感の強い律子によい形で焚きつけられ、彼女と共に高校に入学した一は、とある部活動に興味を引かれます。
それは「オーケストラ部」でした。奥深い世界を覗いていくと、数々の実力者に出会い刺激を受けることになる一。強豪校ならではの厳しい練習と、それぞれ異なる悩みを抱えた部員たちが、ただひとつの音を作り上げていく様子を描いたお話が「青のオーケストラ」です。
「青のオーケストラ」の登場人物について
主人公の青野一は、かつて天才少年と称されたヴァイオリニストです。世界的に有名なプロの音楽家である父を尊敬していて、独自の指導を受けて育ちました。
しかし家庭内で起こったトラブルにより、一はヴァイオリンをやめてしまうのです。それ以降人と距離をとりたがり、何ごとにもモチベーションの上がらない毎日を送っていました。
しかし同級生の少女・秋音律子と出会ったことにより、彼の中で何かが変わります。思ったことをストレートに口にするタイプの律子は、成績優秀で明るい性格。
未経験のヴァイオリンに果敢にトライしたことが、高校入学後にオーケストラ部に入るという決意につながっています。また、同じくオーケストラ部の仲間である佐伯直(さえきなお)は、天才的な腕前のヴァイオリニストです。
マイペースで掴みどころのないタイプですが、ヴァイオリンをやめた一が出なくなった中学コンクールで優勝するほどの実力者。そして他にも大人しい性格の小桜ハル(こざくらはる)、気が強く努力家の立花静(たちばなしずか)などもいます。
羽鳥葉(はとりよう)、原田蒼(はらだそう)、立石真理(たていしまり)といった上級生の人間模様も見どころになっています。
爽やかな印象の主題歌がぴったり!
「青のオーケストラ」のアニメは、2023年4月9日(日)より放送開始となりました。毎週木曜日には再放送も行われていますので、本放送を観られなかった時、もう一度観たい時に活用してみましょう。
「青のオーケストラ」のアニメのオープニング主題歌は人気バンドのNovelbrightが、エンディング主題歌はシンガーソングライターの『ユイカ』が担当しています。
オープニングテーマ「Cantabile」は、とても爽やかな印象の楽曲。そしてエンディングテーマ「夕さりのカノン」は、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が制作していることで大きな話題になっています。
「青のオーケストラ」という作品の世界観に浸るためにも、主題歌を聴き込んだり改めて原作コミックを読んでみたりするのもよいでしょう。
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