公開日 2023年11月11日 最終更新日 2023年11月11日
アイナ・ジ・エンド「アイコトバ」の歌詞の意味についてはTVアニメのエンディングテーマでもあるため、興味を持っている人も多いですよね。
独特な表現力が魅力のアイナ・ジ・エンド。新曲についても、その世界観を堪能したいです。では今回はアイナ・ジ・エンド「アイコトバ」の歌詞の意味、そしてアニメとの関連性を紐解いていきましょう。
TVアニメについて
アイナ・ジ・エンド「アイコトバ」がエンディングテーマになっているTVアニメは、『薬屋のひとりごと』です。オープニングテーマは緑黄色社会の新曲「花になって」。
原作コミックの『薬屋のひとりごと』は、後宮を舞台に「毒見役」の少女が様々な難事件を解決する内容に。
シリーズ累計2400万部突破の大人気謎解きエンタテインメント作品です。テレビアニメ版の監督を務めるのは、『魔法使いの嫁』『劇場版 弱虫ペダル』の監督でもある長沼範裕です。
石崎ひゅーいが楽曲を制作!
「アイコトバ」は、石崎ひゅーいが作詞作曲を手掛けています。話があった時に尊敬するアーティストの石崎ひゅーいにと思い、アイナ・ジ・エンドが声をかけたそうです。
自分で書いたのかなと思うぐらいに、自身の心情が滲んでいるとのこと。登場人物の揺れ動く波動ともとても共鳴できた気がすると、アイナ・ジ・エンドがコメントをしています。
「アイコトバ」の歌詞の意味について
飾りのような優しさではなくて、使い道がないほどのぬくもりを求めているのです。そんな身勝手な自分の理想を並べて今日も過ごしているのでしょう。言葉にできずに飲み込んでしまう思いと共に。
思い出はまだキンモクセイのように、黄昏れ色が香る街にて笑っていたことが心に浮かぶのです。
風が切なく涙が溢れたのです。あの日の近くにあかりを見つけて、いつしか甘えていたのかもしれない。
風がうるさいと感じて耳をふさいでいたのです。でもそんな自分から卒業しなければという思いがある。愛の言葉につまずくような時があったとしても。
昔からずるがしこいところがあった、ベッドの隅ではテディベアになってみたことも。誰かに抱きしめてもらうために、いつも可哀想なフリをして窓から空を見ていたのです。
ブリキの星との隠れんぼは、たった一つのものに出会うことを願っていたから。
熟した果実が夜をつかむような時もある。こんな自分でも、たどり着けるのでしょうか。誰もが羨ましいと思うような愛の場所へ。
何段か上がって、そして何段か下がってみたところで頑張ってもう少しだよという声がしたのです。
毒にでも薬にもなる、光にでも影にでもなり私自身を動かそう。行かなければならない、手を振る大切な存在がどんなに小さく見えなくなってしまっても。
胸には愛しさを、そして手には優しさを持っていたい。大切な人のためにあかりを探そう。笑ってほしい思いがあるから。
風をうるさいと感じて、耳をふさいでいた自分がいたのです。でもここから卒業しなければという思いがあるのでしょう。愛の言葉が聞こえて、聞こえているでしょうか。
今の自分から変わりたい
これまでの日々に対して振り返りながら、変わりたい思いを持っていることを感じられる歌詞になっています。
それでもいいという思いがあったかもしれません。でもここから変わろうとする気持ちは、とても大切なものでしょう。
自分自身に対して、とてもよく理解をしているのです。だからこそ、このままではいけないことが分かる可能性があるでしょう。
新しく歩き始めることはとても勇気が要るはず。それでも愛の言葉が聞こえる場所へと、今歩み始めた曲の中の主人公がいます。
これもアニメの世界とリンクしている部分なのでしょう。アニメと同時に曲の世界観にも浸っていきたいですね。
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