公開日 2019年9月5日 最終更新日 2021年10月23日
米津玄師の『馬と鹿』は、ドラマ「ノーサイドゲーム」の主題歌でもあります。新曲を出すたびに、注目されて更に人気がアップしていく米津玄師。
今回は、新曲の『馬と鹿』の歌詞の内容と魅力について、お伝えしていきましょう。
歌詞の内容について
米津玄師の歌詞は、孤独や生きていくことの難しさを表現しているものが多いように感じます。だからこそ生きることに悩む人々の、心に響く楽曲を提供することが出来ているのでしょう。
今回の『馬と鹿』についても、このような部分の歌詞があります。そして、この曲の中では様々な視点から歌詞が書かれているところが、特に印象的と言えるでしょう。
自分目線であったり、友達目線、恋愛目線など。曲の中に様々な角度から、人を見ている主人公が感じられます。
この中でも、人を信じたいそして愛していきたいという願いが強く伝わってくるのです。ドラマに沿うような形でもあるので、ドラマを観ることにより更にこの曲の魅力を感じることができるかもしれません。
実際に米津玄師自身が、ドラマに沿うように曲を作ったと語っているのです。こう考えると、自分の世界観だけに偏らず、ドラマの内容についても深く考えて作られた曲であることが、想定できるのではないでしょうか。
痛みを感じながら歩いてきた自分。でもまだ熱い心が残っているのです。そして、残ったものが、愛ではなければなんなのか。
このように心に問いかける自分がいるのでしょう。たったひとつの存在、それが愛するべき対象なのでしょう。
なぜ馬と鹿なの?
タイトルに対して、気になる人はとても多いはずです。歌詞の中に踵や鼻先というものが出てくるところから、動物の馬と鹿に対しての思いを感じる人は多いでしょう。
馬と鹿の関係性。これについてはミステリアスな部分があるかもしれません。普通に考えると「馬鹿」なのですが、これだけを意味しているわけでは決してないはず。
馬と鹿のそれぞれの持つ魅力やどのような関係性があるかを、この曲を通して伝えたいと米津玄師は思っているのではないでしょうか。どちらも本来は、神秘的な動物として表現されている可能性があるのです。
米津玄師の世界観に圧倒される!
毎回どのような曲を私たちに届けてくれるのか、その期待を良い意味で裏切るような米津玄師。
今回の曲についても、さすが米津玄師だと思わざるを得ないような素晴らしい仕上がりを感じます。
今後も、更に磨かれていく感性に対して、ついていきたいと思う人は増えていくことが想定されるでしょう。