公開日 2024年10月14日 最終更新日 2024年10月14日
「ブルーロック」の第2期は、2024年秋期に放送中です。本作はサッカーをテーマにした作品ですが、一般的な部活動やクラブ活動とは異なります。
300名ものFW選手が招集され、日本代表となる権利をかけて試合をするサバイバル系の作品です。では今回は、そんな「ブルーロック」のストーリーや、TVアニメ第2期の放送情報について詳しくご紹介していきましょう。
個人の能力を発揮することがテーマ
「ブルーロック」は、原作を金城宗幸先生が、作画をノ村優介先生が手掛けるサッカー漫画です。2018年8月より、講談社・週刊少年マガジンにて連載されており、2024年10月14日(月)時点で既刊は30巻です。
スポーツ漫画といえば、部活動をテーマとした青春群像劇や、仲間同士の絆を描いた物語などがイメージされますよね。しかし「ブルーロック」は、選手個人のエゴや個性などにクローズアップしていることが特徴です。
他の作品と比べて一際目立つ要素があり、2021年5月、「第45回 講談社漫画賞」の少年部門を受賞した人気作品。2024年7月時点で全世界累計発行部数は4,000万部を突破しています。
大好評により、2022年秋期にTVアニメ化した「ブルーロック」。そして2024年秋、TVアニメ第2期が放送されることが決定しました。第2期は、2024年10月5日(土)より放送開始しています。
「ブルーロック」のストーリー
主人公・潔世一(いさぎよいち)は、高校2年生の男子です。彼はサッカーに全力を注いでおり、名門校で学年エースを張るほどの実力の持ち主ではありますが、ストライカーとして武器といえるものはない平凡な選手でした。
ある時、全国大会進出をかけた試合で、ゴールキーパーと一対一の重大な局面を迎えます。点を取るために動いたものの、痛恨のシュートミスで得点できずに敗れてしまいました。
どうすれば勝てたのか、自分は間違っていたのかと思い悩み帰宅した世一の元に、なんと日本フットボール連合から招待状が届いていました。
世一は強化指定選手に選ばれたのです。自分が選ばれた理由が全く理解できなかったものの、頑張りを認められたことを知り嬉しく思う世一。
数日後、指定された会場に足を運ぶと、そこには300名のストライカーが集められていました。やがて現れた絵心甚八(えごじんぱち)という謎めいた男性は、日本をW杯で優勝させるために雇われた人物とのこと。
彼は「日本のサッカーチームが優勝するには、革命的なストライカーが必要だ」と語ります。そのために立ち上げられたのが「青い監獄プロジェクト」で、同時に「ブルーロック」と呼ばれる施設が建設されました。
ここに集まった数々の実力者たち。失格者は日本代表入りの資格を永久に失ってしまうという厳しい条件下、ユース年代の300人のFWは最後まで戦い抜くことを決意します。
本作の魅力について
「ブルーロック」は、ただひたすらに自分のことだけを考えて突き進む選手たちの姿が何よりも新鮮です。「青い監獄プロジェクト」では、自分以外の299名とのサバイバルに勝ち抜き、最後の一人に残る必要があるのです。
それができなかった人々のサッカー人生は滅茶苦茶なものになってしまうとのこと。そうなれば、もはやエゴイストとなって戦い抜くしかありません。
サッカーについて、チームメイトと力を合わせて戦うスポーツというイメージを持っている人は多いですよね。しかし「ブルーロック」で描かれているのは、ライバルよりも多くの点を取るために戦う選手たちの姿です。
11人で協力するのではなく、自分以外の全員が敵であることを肝に銘じたうえで、ひたすらに自身の武器を活かしていくストライカーたち。
それぞれがどういった戦術を以て勝利へ辿り着くのか、そして日本のサッカーがどうなっていくのかもとても気になります。
頂点を目指して力強く戦い抜くストーリー
「ブルーロック」の第2期は、「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」のタイトルで放送されています。物語の中心人物となるのは、過酷なサバイバルプロジェクトを生き残った35名の選手たち。
彼らはこの先の試練も乗り越える決意をし、U-20日本代表とのビッグマッチに挑戦します。今まで以上に熱い戦いをぜひその目で見届けましょう。
TVアニメ「ブルーロック」公式HP:https://bluelock-pr.com/
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