公開日 2024年8月20日 最終更新日 2024年8月20日
Vaundy「ホムンクルス」の歌詞の意味は、アニメ映画のオープニング主題歌でもあることからとても注目されています。
では今回はVaundy「ホムンクルス」の歌詞の意味、そして映画の主題歌から伝わるメッセージについて一緒に見ていきましょう。
主題歌となる映画とは
Vaundyは8月2日から公開されている映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」にオープニング主題歌「ホムンクルス」と、エンディング主題歌「Gift」を書き下ろしました。
元々「僕のヒーローアカデミア」が大好きだったVaundy。オープニングを彩る疾走感溢れるギターロック曲、そしてエンディングを飾るバラードを生み出したのです。
「ヒロアカ」について
2014年に堀越耕平が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載を開始してから、コミックスシリーズ世界累計発行部数1億部突破をした圧倒的な人気を誇る『僕のヒーローアカデミア』。その通称がヒロアカです。
個性と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前になった世界の中。主人公の緑谷出久(通称デク)が、笑顔で人々を救う最高のヒーローを目指して個性を悪用する犯罪者・敵ヴィランに立ち向かい、仲間たちと共に成長する物語が描かれています。
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」のあらすじ
ヒーローの意思を受け継ぐ雄英高校ヒーロー科で、出久たちは2年目の春を迎えます。その中でヒーローと敵の全面戦争が勃発して、恐ろしい力を得た死柄木弔と出久は対峙することになるのです。互いに大きなダメージを受けて戦いは一時終結しますが、町に謎の巨大要塞が現れて…。
「ホムンクルス」の歌詞の意味について
せっかくだから肩でも揉んでと伝えるのです。小さくても次第にグツグツと煮立っている。そしてついにはこれを鼓舞するのでしょう。ここに変化のプロセスが表現されています。
起爆するのならそれでもいい。開幕して起爆して解放しよう。起爆して障壁崩壊をしたのです。喝采に向けて気は満ちたのでしょう。
目覚めた不穏の中で晴れて濁すのです。不確かの到来を感じるのでしょう。風の目の方に向けて歩き出すのです。口に出して言うのでなく、心の中で思いを述べることをやめて、自暴論を唱えよう。
ギリギリ奪取することができたのです。いきり立つ一時に逃げるのです。今、肩でも揉むよと大切な存在に告げよう。
ニキビとflashそして迷走と帰結、無事誤解の方法がある。感情が脱線、でもまだこんなことでは懲りないのです。
起爆しても大丈夫。開幕をして起爆をして解放を喜べるでしょう。起爆をして障壁崩壊が起こるのです。行くぜと喝采に叫ぶ。俺が来たよと。
目覚めた穏やかではない状態に、晴れて濁すのです。不確かの到来なのでしょう。風の目の方に歩き出すのです。言念から抜けて一方で自暴論へ。
なぜ心を満たして振り払おうとしているのだろうかと、考えているのです。ねぇ痛いでしょと言われると参ってしまう。
それほどにあなたを愛してしまったのです。でもこのままが美しい。飾ったままで言霊をもう一度感じたい。希望を抱くほどの未来を、ここに確かに見ることができたのでしょう。
確かめ合えるかよりも大切で、思い合えるかよりも温かいのです。そして振り剥がせるかよりも、愚かに浸ってしまうほどの状態に。時に歩み合うかよりもそれは大切なのでしょう。抱きしめ合えるかよりも温かく思う未来を見たいのです。
Vaundyのコメント
ヒロアカの大ファンというVaundy。その彼は「「僕のヒーローアカデミア」を読むたびに、見るたびに、いつも自分の“個性”とは何なのか、持っているものは何か、それとも何も持っていないのか、考えさせられました」とコメントをしています。
そして「その度に、いつも常に、”個性”とは先人から受け継がれてくるものなのだと感じ、デクとその仲間たちに強いシンパシーを抱き、そして強く闘う主人公の姿に勇気づけられました」と話しているのです。
そして「ホムンクルス」をつくるうえで、自分の“個性”とは何か、という葛藤を抱きながらつくっていったのを覚えているとのこと。
「ヒロアカのキャラクターたちにどういう風にエールを送ってあげられるか考えて、僕なりの回答を込められたかなと思います」と伝えているように、しっかりとエールが込められていると感じます。
更には「改めて、大好きな作品にこのように携わることができて大変光栄であり、また、僕の音楽人生の目次になるものづくりになったと思っています」とコメントをしています。
「映画、そして、ここからのヒロアカを一緒に見届けましょう」と語るVaundyの思いを、この曲を聴くことにより納得して頷くことができるでしょう。
自分を見つけて成長しようとする曲に
予測不可能な状況の中でも、自分自身を見つけて成長していこうとしているのです。ホムンクルスという象徴を通して、再生と変革の可能性を描いているのでしょう。そして未来への期待についてもメッセージとして綴られている曲なのです。
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