公開日 2019年8月9日 最終更新日 2021年10月3日
三浦大知の片隅は25枚目のシングル。「片隅」は、日本テレビ系のドラマの挿入歌として起用されました。
この「片隅」の歌詞の意味と伝えたい内容について、見ていきましょう。
心にしみる失恋ソング
いつも一緒に過ごしてきた相手と、離れてしまった主人公の曲です。失恋ソングにも様々なものがありますが、この中の代表曲になるかもしれないほどの名曲。
三浦大知の歌唱力と表現力は、以前から定評がありますよね。だからこそ、この「片隅」はとても心に響く曲になっているのでしょう。
片隅の歌詞について
忘れてしまいたい存在があっても、それができないもどかしさ。このように感じるのは、まだ相手のことを愛しているからなのでしょう。
今までに相手から与えられてきたもの。これを当然のように思っていた気持ちもあるかもしれません。
でも離れてみると、どれほど大切で自分にとって必要だったかを思い知らされてしまうのです。
日々の生活の中にいたはずの存在が、今はここにはいない。その寂寥感が溢れてくる歌詞と言えるでしょう。
辛い出来事や苦しいと思った時でも、いつも明日に向かって手を振ることができたのは、その大切な存在がいてくれたから。
そばにいてほしい相手がいなくなってしまった今。闇の片隅と表現しているのは、部屋の片隅なのでしょうか。心の片隅なのでしょうか。
相手の存在がいない日々について
一緒にいてくれたからこそ、安心感があったと分かるのは存在を失ってから。不安を感じながらも過ごす主人公は、今なら違う二人になってまた一緒にいられるのでは、という期待を持っているように感じます。
でもこの願いは叶うわけがない、そう心の中で諦めてしまいそうな自分もいるのでしょう。心の片隅にあるのは、こういった葛藤している思いでもあるのかもしれません。
ここから大切な存在を心の片隅に置きながらも、歩んでいこうとする思いも伝わってきます。このため、色々な意味で「片隅」という言葉が使われている可能性があるでしょう。
三浦大知のこれからが期待できる!
三浦大知は日本が誇るダンスボーカリストとして、今も輝き続けている存在ですよね。今回のようなバラードは、とても珍しいものです。
でもこういった雰囲気の曲を聴くことにより、三浦大知の他の魅力も知ることができて、ファンになる人も多いのではないでしょうか。テレビで三浦大知が出演している機会を見ることも、増えてきましたよね。これからの三浦大知の活躍が大いに期待できますね。