Aマッソのネタは独創性があって面白いことを、「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」でも印象付けました。すでに多岐に渡って活躍の場を広げていて、人気芸人としての認知度も高まってきていますが、改めてAマッソに焦点を当てて紹介しましょう。
THE W 2021で準優勝もネタで魅了
2021年12月13日に決勝が開催された「女芸人No.1決定戦THE W 2021」。Aマッソは2年連続の決勝の舞台でした。2020年はプロジェクションマッピングを使った独創性のある映像漫才でインパクトを与えましたが、激戦のブロックを勝ち上がれませんでした。
リベンジで挑んだ2021年のTHE W。ファーストステージでは、電話対応のマナーを指導する上司とパニックになる新人OLのコントネタを披露。村上の絶妙なボケのテクニックと加納のキレの鋭いツッコミのコントラストが素晴らしく、畳みかけるように後半大きく盛り上がりのあるネタで爆笑を巻き起こしました。
最終決戦のネタは、昨年と同じスタイルの映像漫才で挑みました。映像と漫才の話術がタイミングよくシンクロする昨年を上回る完成度で、圧巻の出来栄えでした。チームAマッソで緻密に練り上げられ、稽古を積み重ねたことが見て取れました。
Aマッソは惜しくも一票差で準優勝という結果でしたが、独創的なネタとテクニックで魅了しました。芸人としてのクオリティの高さを見せつけたような印象が残り、一段上にステップアップしたように感じます。
Aマッソの経歴について
Aマッソは、村上(村上愛:1988年6月16日生まれ)と加納(加納愛子:1989年2月21日生まれ)の大阪市住吉区の出身で幼馴染みコンビです。
2人は小学5年生の時にクラスメイトになって親しくなります。小学生の時にすでに友人4人で漫才を披露するなど、吉本新喜劇などお笑いが好きな子供でした。
高校から別々の道を進むようになり、学業が優秀な加納は同志社大学に進学しますが、経済的に厳しくて中退を選択。村上が就活を考え始める頃に、加納からお笑いの道に誘います。
アマチュアコンビとしてお笑いライブに参加するようになって実力を認められ、松竹芸能のスクール特待生となり、2010年4月にAマッソとして21歳でデビューしました。
村上が大学卒業後の2011年にベースを東京に移して活動をスタート。2013年に松竹芸能を離れてフリーを経て、現在ワタナベエンターテインメント所属となっています。
Aマッソがフワちゃんをプロデュース
Aマッソは、人気タレントとして活躍しているフワちゃんが、恩人として慕っている芸人です。フワちゃんがワタナベエンターテインメントに所属していた時の先輩にあたります。
2021年7月に放送された「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!」で共演して、関係性を初めて公表して話題になりました。
2017年頃に、Aマッソ加納がフワちゃんの素質を誰よりも早く見抜いて、アドバイスなどをしていたのです。フワちゃんの素のままが何よりも宝物と、破天荒なため口キャラや衣装などのプロデュースをして、今のフワちゃんが人気になるきっかけを作っていました。
フワちゃんが人気になっても関係を公表せずにいたのは、大切な恩人Aマッソ加納とテレビで初共演するまで待とうと決めていたからでした。
フワちゃんが珍しく加納さんと「さん付け」で呼びます。2人の深い絆はとても素敵で、THE W 2021でAマッソが優勝を逃した際のフワちゃんの号泣も自然な気持ちの表れでした。
加納は作家としても活躍
Aマッソの活躍は多岐に渡りますが、加納は文才も発揮しています。加納は発想力があり、ネタ作りも担当していますが、連載コラムや短編小説など作家としても活躍しています。
2020年に出版の「イルカも泳ぐわい。」では、書評を書いているのがフワちゃんで話題になりましたが、関係性が公表されて納得した人も多いでしょう。
2人とも結婚して活躍に期待
Aマッソの村上と加納が、2人とも結婚したことを2021年10月に公表して話題になりました。2021年12月27日~30日に放送の「Aマッソのがんばれ奥様ッソ」(BSテレ東)で、新婚の蔵出しトークをたくさん披露するそうです。
2人とも結婚して、さらなる今後の活躍に期待しましょう。
公式サイト:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/4000073/
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