公開日 2019年7月10日 最終更新日 2021年9月26日
花野井くんと恋の病は、あらすじに関心を持つ読者が多い作品です。作者は漫画家の森野萌で、デザートにて2018年2月号から連載されている、花野井くんと恋の病。
あらすじを大まかにご紹介しつつ、これからどのようにストーリーが動いていくかについても、予想しながらお伝えしていきましょう。
あらすじ
カッコいいうえに賢いことで有名な男子・花野井くんが、カフェにて女子と別れ話をしている場面に遭遇した日生ほたる。
一緒にいた友人はその様子に興味を持ちましたが、今まで全く恋愛をしていないほたるにとっては、それは関心を掻き立てられるものではなかったのです。
しかし雪の降る公園で、傘も差さずにベンチに座っている花野井くんを見かけて、そっと傘を差し出してあげました。
このあと花野井くんはほたるのいる教室を訪れ、クラスメイトの前で「好きです」「付き合ってください」と告白をします。
突然の出来事に困惑したほたるはやわらかく断りますが、「まずは僕のこと知ってもらえるように頑張ろうかなって」と告げ、その後“「お試し」のお付き合い”がスタートするのです。
見どころ
一途で愛が重たい男子と、恋愛を経験したことがない女子の物語。「好きになった相手には、なんでもしてあげたい」という思いが強く、一生懸命になりすぎてしまう花野井くんがとても魅力的です。
美形で秀才、少女漫画に登場するヒーローならではの長所を兼ね備えつつ、一人だけに愛情を注いでくれる彼だからこそ、ほたるは好きになったはず。
また花野井くんと恋の病は、キャラクターのセリフの言葉選びも見どころです。1巻にて花野井くんが言った「いつか特別な誰かを好きだと思う日が来る」とのセリフは、たくさんの読者の心に響いたことでしょう。
こういう人に読んでほしい!
恋を経験したことがない人や、恋に憧れを抱いている人などは、花野井くんと恋の病を読むことで少し大人に近づけます。
また、なんらかの辛い出来事があって落ち込み、癒しをもらいたい時に読むのもよいでしょう。主要人物の二人が次第に仲を深め、寄り添うようになっていく光景を見ていると、穏やかな気持ちになれるもの。
ずっと一途でいてくれる、同級生の花野井くんに惹かれていくほたるを、自分自身と重ねながら読みたい漫画ですね。
今後の予想
高校一年生の12月に出会った二人は、クリスマスまで仮のお付き合いを続けることになり、お互いのことをよく知っていきました。
しかしまだ自分の気持ちが掴めず、悩んだほたるが出した答えは「もう少しだけ今の関係を続けたい」という内容です。
そして3巻12話にてほたるは、花野井くんに対する特別な想いに気がつき、バレンタインデーのチョコレートを贈ろうと閃きます。
よって現在の最新刊は3巻で、次に出る4巻は今年8月頃に発売される予定。チョコレートをプレゼントすると同時に伝えた好意、それに対する返答とはどのようなものなのでしょうか。
花野井くんは驚きつつもきっと嬉しく思い、ほたるとの本格的なお付き合いが始まると予想できますね。