「たとえたとえ」緑黄色社会の歌詞の意味は、第93回センバツMBS公式テーマソングとして書き下ろされたこともあり、興味を持つ人は多いのではないでしょうか。
今回はこの曲の歌詞の意味、そして込められた思いについて詳しく見ていきますね。
野球への思い
バンドとしては、野球が有名な母校だったこともあり、野球部の人達が汗を流すのを身近な風景として見てきたのです。
このため頑張っている野球部の人達の姿に、力を与えてもらっていた日々を思い出し、感謝をメロディに乗せようと考えてこの曲が出来上がりました。
配信限定シングルとして発売されたこの曲。とても綺麗なメロディでパワーを感じるものなのです。
歌詞の意味について
応援する声が風で聞こえなくなってしまっても、届いてほしい願いがあるのです。ずっと応援をしつづけたい。
楽な方に流されそうになっても、上手くことが運んでいた日々。でも人の目に触れることなく、座り続けた椅子で夢を見ていたのです。
このような日々については、その人しか分からない感情が隠れているものでしょう。でも声が届くと信じながら、届いてほしい思いを持っているのです。
今という大切な時間、そして気持ちを届けたい。道に迷ってしまう少し不安定なものかもしれない、でも少しでもいいから届いてほしいのでエールを送り続けるのでしょう。
辛いことを全て放り出したくなってしまう時も。花びらのような便りが、ポケットの中にあるのです。
それが散る時は、きっととても美しい。心をしっかりと捉えつづけている思いがあるのです。大切な人、あなたならきっと夢を叶えることができる。
伝えたい気持ちがあったとしても、あなたならできると既に分かっているのでしょう。もし大切な人と向き合ったとしても、感謝の気持ちを伝えたいのです。
でも少し離れた場所にいると、更に相手に応援したい気持ちになる。少しでもいいから届けたい思いがあるのでしょう。この思いが溢れ出してしまうのです。自分のことだけど、自分以上だと感じているのです。
大切な人から与えられたものを、相手に向けたいのです。これは風に消されるほどの、小さなものかもしれない。
でも届いてほしい、応援したい思いがあるのです。心から贈り続けたい気持ちがあるのです。
素晴らしい応援ソングに
躍動感が溢れて、聴いていてパワーをもらえる曲だと感じます。このような応援ソングを知っていると、元気が出ない時でも背中をそっと押してもらうことができそうですよね。
青春の1ページのように、懐かしく聴くことができる曲でもあるでしょう。