公開日 2020年7月2日 最終更新日 2020年7月3日
もうおしまいの歌詞の意味を知ると、一度は誰もが経験したことがあるように感じるかもしれません。
「もうおしまい」はCHIHIROが配信リリースした曲です。今回は作詞家、作曲家としても活躍している彼女が届けてくれた、この曲の歌詞の意味と人気のある理由について、お伝えしていきましょう。
泣き歌を中心に
CHIHIROは泣き歌を中心に、自身の視点により恋愛ソングを歌っているシンガーソングライタです。
リリースする曲は、女性の共感を呼びとても人気があるのです。今回の曲についても、同じように言えるのでしょう。
この曲を聴くことで、自分の恋愛と重ね合わせて涙を流す時間を持つのも、必要なことなのかもしれません。
一人で涙を流すよりも、この曲に包まれながら涙した方がきっと明日へと向かうことができるような曲です。
歌詞の意味について
さよならと告げたい、自分の恋に対して。今まで生きてきた日々の中で、きっと一番好きだった相手だと感じるのでしょう。
でもこの恋は「運命」ではなかった、運命の相手ではなかったのだときっと前から気づいていたのです。
曖昧な関係でもいいから、傍にいたい。そう思うぐらいに相手をとても好きな思いがあるのでしょう。
本当は「恋人」「彼女」という肩書が欲しいと思っていても、好きな気持ちがあるので抑えていたのかもしれません。
優しい言葉を期待してしまう、でも相手の態度に本音だと感じるものは隠れていたのです。これに気づいたとしても、奇跡を信じてやめることをしなかった恋なのでしょう。
本気だったのは自分だけ、そして自分だけが好きだった。これに気づいたのなら、この恋はもうおしまいにしなければ…と。
相手のことを過去にしよう、愛していたけれどさようならを告げようとしているのです。相手からの連絡が気まぐれであっても、嬉しかった思いがあるのです。
重いと思われない自分いるから、離れないでほしいと強く心の中で握っていたのはとても細い糸。
でもこれは運命の赤い糸ではなかったのです。本当は寂しかった。泣くことにも慣れてしまったけれど、好きだから…という気持ちがあるので我慢をしていたのです。でも本当はもっと愛されたかった辛さがあるのです。
大切な人から選ばれる自分でいたかった、そう思うほど心から愛していたのでしょう。でももうおしまいにしなければいけないと、思いながらもまだ心は苦しいのです。
恋愛の切なさを教えてくれる
この曲を聴いて、恋愛は楽しいだけではなく切なく苦しいものでもあると教えてもらうことができます。
そして今自分がしている恋がとても辛いのなら、この曲を聴いて重ね合わせながら今後の自分の幸せについて考えてみる時期なのかもしれません。