公開日 2019年10月11日 最終更新日 2020年7月9日
ハニーレモンソーダの最新刊は、いつ発売される予定なのでしょうか。集英社・りぼんの中でも連載期間の長いコミックですが、まだ完結はしていないようです。
それではハニーレモンソーダの最新刊についての情報と、漫画の内容にある特徴や魅力をお伝えしていきますね。
このコミックのあらすじ
中学時代、クラスメイトにからかわれたりいじめられたりすることが多く、楽しい学校生活を送れなかった石森羽花(いしもりうか)。
ですが彼女は高校に入学してから、同じクラスの三浦界(みうらかい)に出会います。界は学年でも有名なくらいの目立つ人物ですが、無口ながらも羽花のことをさりげなく助けてくれる優しい存在。
少し素っ気ないくらいの態度に、ミステリアスな魅力が滲み出ているといえますね。羽花は人付き合いがあまり得意ではないのですが「これから友人をたくさん作り、自分の人間性を変えていきたい」という願望は人一倍強いのです。
それを理解して手を差し伸べてくれた界は、7巻末で羽花と両想いだったとわかりました。そして8巻以降、二人はお付き合いすることに。
羽花にとって界は初めての彼氏なので、接していくだけでいっぱいいっぱいの様子が窺えます。しかし界も告白シーンの際「8か月、時間かけて好きになったんだ」と伝えていたように、羽花に対する愛情がかなり強いのです。
お互いに余裕を持って恋愛するのは難しいかもしれませんが、最新刊が11巻の現段階では、二人は楽しい学校生活を送れているのでよかったですよね。
ハニーレモンソーダに感銘を受ける人の特徴
校内での立場や外見的には、正反対の位置にいる羽花と界。ですが「これまでかなり紆余曲折し、今の自分に至る」というところや、物ごとについてよく考えて行動する賢明さなどは、二人の共通点ですね。
このように、ハニーレモンソーダという漫画において「相似と相違」は、テーマのひとつでしょう。ヒロインの羽花と同じような状況にある人も、逆に彼女と一切共通したところのない人も、ハニーレモンソーダを読むと刺激を受けることができます。
「自分はまだ人間関係に積極的になるのは難しいけれど、羽花ちゃんを見習って頑張ろう」「こんな風に日々を過ごし、周囲になじめるように頑張っている子もいるんだ」など。
人間味のある羽花なので「あくまでも漫画のキャラクター」とは捉えず、一人の友人やクラスメイトとして見る読み手もいます。
またハニーレモンソーダは、羽花の親友・遠藤あゆみ(えんどうあゆみ)や界の元カノ・菅野芹奈(かんのせりな)など、可愛らしい女子キャラクターが複数人登場する作品。
このため読んでいると魅力的に感じる登場人物が必ず見つかり、憧れの女性として好きになれるかもしれません。
りぼんの中で最もストーリー性のある漫画
ハニーレモンソーダは、キュンとする恋愛模様が描かれているだけでもなければ、読み進めている中で感動的な場面ばかりに出くわすというわけでもありません。
ラブコメディーに近い要素もありつつ、読んでいてじんとくるようなエピソードもあり、ヒーローの行動や言動にときめくことも。
少女誌・りぼんを読んでみた時、ハニーレモンソーダに興味を持つ人が多いともいわれているので、まずはりぼんを購入してハニーレモンソーダのよさを知るのも方法ですね。