公開日 2024年7月16日 最終更新日 2024年7月16日
由薫「Sunshade」の歌詞の意味については、ドラマの主題歌でもあるため現在もとても注目されています。
では今回は由薫「Sunshade」の歌詞の意味、そしてドラマ主題歌としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマとは
由薫「Sunshade」はTBS金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』の主題歌です。このドラマのために書き下ろされた楽曲で、作詞は由薫、作曲はONE OK ROCKのギタリストのToruとともに手掛けた作品になっています。
原作の小説の一部から、日傘=Sunshadeのイメージに惹かれて「太陽(sun)の影(shade)」をテーマに作詞したのです。
『笑うマトリョーシカ』のあらすじとしては、抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書に対して、得体の知れない不気味さに新聞記者が気づくのです。そして彼らを取り巻く闇に迫っていきます。
政治家と秘書の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の事件。人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンスです。
主演の水川あさみが真実を追う新聞記者役を演じます。そして謎多き秘書役を玉山鉄二が演じます。更には物語を司る若き政治家役を櫻井翔が演じるので、とても豪華なラインナップに対してかなり期待が持てますね。
ジャケット写真について
配信に先駆けて公開されたジャケット写真は、ポラロイド写真を糸で縫い合わせてコラージュして、その写真に火をつけるというアナログで不可逆な手法で制作されています。
ポラロイドは経年すると、映った画像は劣化して鮮明に色が出なくなるもの。この儚さや刹那的なことからいつ終わりがくるかわからないこと、今という瞬間を大事にする思いを表現するためにポラロイド写真が使われたのです。
「Sunshade」の歌詞の意味について
誰もいない部屋の真ん中で、大丈夫だと笑って見せたのです。でもこの本当の意味を見つけることができない。そして心が苦しくなる夜中を過ごしたのでしょう。
どこにもいない大切な人を探したのです。目をそらしたとしても、変わることなどないのです。
隠れた影を明かして愛する人といたい思いがあるのでしょう。そうすればサヨナラを言わなくてもいいから。
もう消えないでほしい、いつか来る時に対しても笑っていられる確証なんて、信じることができないのです。でも今を生きていかなければという思いがある。
どこにもいない君のことを探していたのです。目をそらしても変わることはないのでしょう。隠れた影を明かしたい、そして君と一緒にいたいのです。サヨナラを言いたくないから。
教えてほしいのはカレンダーは何年分用意していればいい?笑顔は何月分用意していればいい?涙は何日分用意していればいい?心はあといくつあればいいのだろうということ。
でも正解のない問だと分かっているのです。終わりのない日を選ぶことはできないから。はぐれた道を辿り、君がいたらサヨナラを言えないように思うのです。
カレンダーを何年分用意していたらいいのか、そして笑顔を何月分用意していればいいのか、涙を何日分用意していればいいのか。そして心はあといくつあればいいのか。
どれも今の段階では分からないのです、でも進んでいかなければという思いがあるのでしょう。
由薫のコメント
Sunshadeについて、「最初にお話をいただいた時に、あまりにもうれしくて、すぐに原作の小説やドラマの脚本を読み込んだ」とコメントしています。
そして「まさにマトリョーシカのように何層にも開いていく展開に対して、一気に飲み込まれた」とのことです。
「当たり前に終わりがくるかもしれないということ、これを意識することは後悔なく生きるという大切な“光”に繋がることなのではないか、そんなことを考えました。」と語り、「この物語がどんなふうに映像になるのか、とても楽しみです」と話しているのです。
メッセージ性のある歌詞になっていて、思いも込められているのでぜひこちらの曲を大切に聴いていきたいですね。
切ない中にも強さを感じる曲に
一緒に過ごせたこと、これを当然だと思っていたとしても、いつか終わりがくるのも既に分かっていたのです。
でもそれを理解しているからこそ、今を大切に生きていこうと思えるのかもしれません。自分にとっての大切な日々は、これからも続いていくと感じられる曲になっているでしょう。
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