
公開日 2025年8月25日 最終更新日 2025年8月25日
ヨルシカ「修羅」の歌詞の意味については、ドラマ主題歌でもあることから深く知っておきたい内容ですよね。
ヨルシカだけが表現できる世界はとても素晴らしいものです。では今回はヨルシカ「修羅」の歌詞の意味と関連する情報を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマとは
ヨルシカの新曲「修羅」は、月10ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の主題歌です。2025年8月8日(金)にリリースされました。
「修羅」は宮沢賢治をドラマとの共通項として、詩集『春と修羅』をモチーフに制作されたのです。
「僕達はまだその星の校則を知らない」のあらすじとしては、法律事務所に勤務する臆病な弁護士が主人公です。
彼は男子校と女子校が併合した私立高校に、「スクールロイヤー」として週に3回派遣されることになりました。
元々は学生時代にいじめられたことから、学校が嫌いだったのです。でもそんな苦しい過去を背負いながらも、法律や校則では簡単に解決できない内容を弁護士として必死に向き合っていく学園ヒューマン・ドラマです。
磯村勇斗が民放連ドラ初主演でスクールロイヤー役に挑戦しています。そしてヒロインの堀田真由は自身初の高校教師役にチャレンジ。
更に稲垣吾郎が約9年ぶりに民放連ドラに出演しています。見どころが豊富なので、ぜひ毎週チェックしたいですね!
MVについて
ヨルシカ「修羅」のミュージック・ビデオはn-bunaが原案、監督、アニメーターとして映像制作の全てに携わっています。そして楽曲の世界観を自らの手で映像化した内容となっているでしょう。
「修羅」の歌詞の意味について
あの風に対して「懐かしい」と、お前が言ったのです。このため懐かしい私の心は溶けてしまったのでしょう。
山影が晴れ晴れとして風が立ったのです。これはまるで嵐のよう。お前が歌うとは自分は知らなかったという思いがあるのでしょう。
忘れたいのなら忘れようと私が言ったのです。忘れたお前が日差しと言うことを知らなかったから。
波風が晴れ晴れとしていて、海がたった一つのように、自分も一人とは知らないでいたのでしょう。
寂しいと歌えば春は、風を吹くのです。おれはひとりの修羅なんだ。だから大きな口を開けろ、でも寂しいとうめいてしまうのでしょう。
あなたの心は冷たい、そう誰かが言ったのです。心が冷えるというこは知らないでいたのでしょう。
夕焼けは晴れ晴れとしているのです。風が立った、まるで木立のように感じるのでしょう。お前も一人とは知らないでいたのです。
寂しいと感じて私の胸は裂けてしまいそうになる。今、おれはひとりの修羅なのです。大きな口を開けて、感情を受け入れる準備を。そして風を受けて走る修羅。
寂しいと歌うことで春が来るのです。風を吹く、おれはひとりの修羅なんだと。大きな口を開けろ、そして風を吹くおれと修羅という存在がいるのです。
心が波打つとお前が言ったのです。あぁ心が海だとは知らないでいたと嘆くのでしょう。山影は晴れ晴れとしているのです。
風が立った、それはまるで嵐のように。お前が笑うことなど気づかないでいたのでしょう。
ドラマとのリンクについて
ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」のテーマが、楽曲「修羅」とリンクしているのです。
「修羅」には文学的な意味として、心の内に渦巻く感情と向き合う存在というものがあります。
スクールロイヤーは正義の象徴ですが、登場人物たちは法では解決できない痛みや孤独を抱えながら日々を過ごしているのでしょう。
このため「修羅」は、言葉にならない青春の揺らぎに寄り添う楽曲になっているのです。
孤独と共に生きる人に寄り添う楽曲に!
ヨルシカ「修羅」は孤独に打ち勝つことがテーマではなく、孤独と一緒に前を進むための視点を与えてくれている楽曲になっています。
自分の気持ちに正直になり、修羅としての自分を受け入れることにより新しい未来が待っているのでしょう。
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