公開日 2023年10月22日 最終更新日 2023年10月22日
ヨルシカ「月光浴」は、劇場アニメの主題歌として書き下ろされた楽曲です。新しい世界へと導いてくれるヨルシカの音楽。新曲についてもとても興味深いですね。
では今回はヨルシカ「月光浴」の歌詞の意味、そして劇場アニメとの関連性について迫っていきましょう。
劇場アニメについて
ヨルシカ「月光浴」は劇場アニメ『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』の主題歌として書き下ろした新曲です。
拡がり続ける雪海により、大地が消えかけた異世界が舞台に。巨木から広がる天膜のうえで暮らす少年・カイナと、雪海に沈んだ世界に生きる王女・リリハの出会いから始まる物語になっています。
マンガ家の弐瓶勉がアニメーション制作会社のポリゴン・ピクチュアズとタッグを組んだプロジェクト。劇場版ではテレビアニメのその後が描かれているので、とても興味深いですね。
新曲に期待!
「月光浴」は「斜陽」以来5カ月ぶりの新曲になります。内容としては、年月の月日の中で過ごす時を月光浴に例えたものに。
楽曲の一部を使用した『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』のコラボPVを視聴したユーザーは、「こんなに叫んでいるsuisさんを見たことがない」「曲が出るたび新しいヨルシカを見せてくれるn-bunaさん好き」「本当に心を満たしてくれる」など、多数の絶賛コメントが寄せられました。
音楽フェスについて
大阪・インテックス大阪で行われる「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023」12月27日公演そして千葉・幕張メッセ国際展示場で行われる「COUNTDOWN JAPAN 23/24」12月29日公演の両日に、ヨルシカは初の音楽フェスへの出演が決まっています。こちらについてもぜひチェックしてみましょう。
「月光浴」の歌詞の意味について
まるで貴方の足が月を蹴ったように感じたのです。白い砂は夜灯のように見えるのでしょう。このことに大切な人は気付いているのかとふと気になる思いも。
波の向こうには何かがあったのです。でもそれが何なのか分からなかったので、少し寂しさを感じているのでしょう。
足していくのです、そして溢れてしまうものがある。足すことにより、その分だけ過ぎてしまうのです。
夜の海を大切な人を歩いてみたのです。月の束はまるで氷雨のように見える。貴方はこのことに気づいているのかなとふと思いながら。
岩の隙間には何かがあったのです。でもそれが何か分からない…。このことを少し寂しいように感じるのです。
足していくと重ねていくように思えるのでしょう。でも足している分だけ、過ぎてしまうのです。
月の中を生きるこの日々。これを月日だと誰かが言ったことを思い出したのです。月の中で過ごしている自分たち。これはまるで月光浴と同じものかもしれない。
波を待って月を跨ぐのです。体は夜灯のように白く見える。足して、足してそして忘れていくのです。足して、足しているその分だけ増える月日というものの上で。
自分たちの足が、まるで水を蹴るように感じたのです。背びれが光り揺らめいたのでしょう。もしかしたら僕らはこの瞬間泳いでいるのかもしれない。
魚の自分は息を吸ってみたのです。貴方もおそらくやっと気が付いてくれたのでしょう。月がとても眩しく照らしているのです。
日々は月光浴のようなもの
日々はまるで月光浴だとたとえているのが、とても素敵なことだと感じます。綺麗な歌声が心にスッと入ってくる楽曲になっているでしょう。
でも穏やかさと力強さの両方を持っている、これも日常生活と重なるものになるのです。劇場アニメの世界ともリンクする部分が多いので、曲の世界観を楽しめると更にアニメにも入り込めるかもしれません。
MVの映像もとても綺麗なので、ふと日々を振り返りたくなった時に観るのも合うはずです。そしてまた続けて月光浴をしていこうと思い、パワーを与えてもらえるように感じる可能性があるでしょう。
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