やすとものレギュラー番組や冠番組が、関西地域で増加していて最近注目されています。「やすとも」として親しまれている「海原やすよ ともこ」は、実力派漫才師の姉妹コンビとして知られ、拠点とする関西では特に絶大な知名度を誇ります。
今回は、やすともこと「海原やすよ ともこ」にスポットライトを当ててみましょう。
芸能一家のサラブレッド姉妹
まず「海原やすよ ともこ」について経歴を振り返ってみましょう。海原やすよ(妹:康世)は1975年10月14日生まれ、海原ともこ(姉:智子)は1971年12月27日生まれで、46歳と50歳(2022年6月現在)。4歳違いの姉妹で、旧姓は梅本です。
父方の祖母が「海原お浜・小浜」の小浜、父が「海原かける・めぐる」のかけるで、親子3代の漫才師です。母方の祖母と母はマジシャンでした。
やすとも姉妹は、芸能一家のサラブレッドなのです。4歳と8歳の頃から漫才の手ほどきを受けていました。1986年に10歳と14歳の時にテレビで漫才を披露しています。
16歳と20歳の時、1992年に中田ボタン師匠に弟子入り。吉本興業所属ですが、養成所NSCに入らず、従来の師弟制を選びました。
2012年と2017年に2回も「上方漫才大賞」を受賞した上方漫才界の実力者です。2020年に中川家とともに「なんばグランド花月」の看板に就任して、舞台でも活躍を続けています。
新番組は草彅剛とのほんわかした番組
新番組「草彅やすともの うさぎとかめ」は、読売テレビで2022年5月15日にスタート。2021年10月に特番として放送され、レギュラー化されました。
草彅剛とやすともがMCを務める意外な取り合わせも話題ですが、この3人は花王のハミングのCMでも最近共演していますね。
メインの番組内容は、プロや専門家の指南を1時間受けた人(うさぎ)と、ネット情報など自力でコツコツと1週間かけて調べた人(かめ)が、様々なテーマで競い合い、MCの3人がトークを展開します。うさぎとかめとして、いろいろなタレントが出演するのも楽しみです。
やすともの2人に包み込むような安心感があるためか、草彅剛がリラックスしてくつろいだ感じが印象的。日曜のお昼に視聴者もくつろげる放送で、ほんわかとしたゆるい雰囲気の魅力的な番組になっています。
そのほかのレギュラー番組を紹介
「やすとものいたって真剣です」は、朝日放送テレビで2020年4月から放送されているトークバラエティです。芸人を中心に様々なゲストが登場し、ゲストの人生や経歴などの話を真剣に聞いて、本音トークを展開します。芸人の信頼が厚いやすともの魅力も感じられる番組です。
「やすとものどこいこ!?」は、テレビ大阪で2012年3月から約10年間もレギュラー放送されているロケバラエティ番組です。お連れさんとしてゲストの芸人と一緒に、関西各地でトークしながらショッピング。主婦など視聴者目線で商品を購入するので、大きな反響を呼ぶこともしばしばです。
「やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です」は、関西テレビで2018年4月からレギュラー放送されているトークバラエティ番組です。同世代の人気芸人・友近と強力タッグのMCを務め、ナレーションにゆりやんレトリィバァと厚みのある実力者が集結。勝手なキメツケをテーマに鋭く切り込んでいきます。
「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」は、朝日放送テレビで2014年4から放送のニュース情報番組で、姉のともこのみパネラーとしてレギュラー出演しています。
読売テレビで不定期の放送ですが、「やすとも×中川家の旅はノープラン」も好評。同じ1992年にコンビ結成で、兄弟漫才師としても縁がある中川家(剛と礼二)と、4人旅を満喫する仲良しな雰囲気が素敵です。
芸人たちの姉さん的存在
M-1グランプリ2019王者のミルクボーイも、目を掛けてもらっていた「海原やすよ ともこ」の言葉から奮起して成功を掴みました。2022年4月に「上方漫才大賞」を受賞したミルクボーイの祝福にステージに登場したやすともの涙も印象的でした。
温かみのある言葉や本音で向き合う優しい人柄で、たくさんの芸人たちから姉さん的な存在として信頼されています。
ズバズバと言ってくれる姿に視聴者も共感する部分が多く、ほっとできる安定感や安心感を与えてくれるタレント性があります。
TVerで視聴がおすすめ
やすとものレギュラー番組や冠番組は、ほとんど関西地域を中心に放送されていますが、TVerで放送後1週間ほど視聴ができるので、是非おすすめです。
やすともが全国ネットの放送で活躍する日も近いかもしれませんね。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=028
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