公開日 2021年4月29日 最終更新日 2021年4月29日
柳楽優弥の妻は、豊田エリーということは広く知られています。柳楽優弥は、華々しい中学生時代の栄光から、低迷していた苦しい時期を乗り越え、主役が似合う俳優として復活を遂げています。柳楽優弥の復活には、妻との出会いが大きかったのです。
柳楽優弥と妻の豊田エリーについて、スポットライトを当ててみましょう。
カンヌで最年少受賞
柳楽優弥は、1990年3月26日生まれ、東京都の東大和市出身です。子役としてドラマに出演する友人に影響を受けて、2002年の12歳の時に芸能事務所に所属します。
演技は未経験でしたが、初めて受けたオーディションで、是枝裕和監督に目に力があると評価され、映画「誰も知らない」の主役に大抜擢。
約1年掛けての撮影で、公開は2年後の2004年でした。したがって、2003年に13歳で、テレビドラマ「クニミツの政」やCMなどで先にデビューした形になります。
映画「誰も知らない」で、第57回カンヌ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞します。史上最年少の14歳で受賞、日本人として初受賞という快挙で、ビッグニュースになりました。
一躍スターとなり、注目をされる存在になったことから、主演としての責任やプレッシャーなどがとても大きく、辛かったことでしょう。
次第に体調を崩すなどして、10代後半は俳優活動から距離を置き、アルバイトをしていた時期もありました。
豊田エリーとの出会い
豊田エリーは、1989年1月14日生まれ、父はイギリス人ですが、生まれも育ちも東京です。本名は柳楽えりか(旧姓:ウォードえりか)です。
スカウトをきっかけに、2002年の13歳から芸能活動を始め、モデルやタレントとして人気がありました。
柳楽優弥と豊田エリーの出会いは高校で、きっかけは1学年先輩の豊田に、柳楽の一目惚れからです。偶然にも二人は、同じ頃に芸能活動を始め、事務所も同じスターダストプロモーション所属でした。このような共通点もあって、次第に親しくなっていったのかもしれません。
年上ということもあって、柳楽優弥を精神的にも支え、俳優としての復活にはなくてはならない存在になりました。2010年に豊田エリーの21歳の誕生日に入籍します。
2010年頃から、柳楽も次第に俳優として輝きを取り戻しました。作品が引き締まるような存在感や演技力は、主役が似合う代表的なトップ俳優の一人と言えるでしょう。
2021年の公開映画も楽しみ
2021年5月28日公開予定の映画「HOKUSAI」で、葛飾北斎の壮年期までをW主演として演じています。2021年8月公開予定の映画「太陽の子」でも主演を務めます。
2021年冬公開予定の映画「浅草キッド」(Netflix)では、大泉洋とのW主演で、ビートたけしを演じます。芸人「劇団ひとり」の監督と脚本も注目されています。
柳楽優弥はまだ31歳(2021年4月現在)、これからの活躍が本当に楽しみな俳優です。
公式サイト:https://www.stardust.co.jp/section3/profile/yagirayuya.html