うるとらブギーズのネタは面白いと、芸人仲間でも評判が高いことでも知られています。コント師の大きな目標でもあるキングオブコントでも活躍するなど、ブレイクの兆しも見え始めている注目のコンビです。うるとらブギーズについて紹介いたしましょう。
キングオブコントは夢がある熾烈な大会
キングオブコントは、2008年に第1回が開催され、2021年で14回目を迎えました。今では、コントの王者を決定する最高峰の大会です。
2名以上でのエントリーであれば、結成年や芸歴・年齢などの制約がないのが特徴で、ベテラン芸人も夢を持てます。2021年から即席ユニットの出場も可能となり、ピン芸人同士などにも夢を与えるようになりました。門戸が広いため、熾烈な競争でもあるのです。
キングオブコント2021の結果は?
2021年のキングオブコントは10月2日に決勝が開催され、空気階段が見事な優勝を果たしました。うるとらブギーズも、空気階段と同じく3年連続3回目の決勝進出でした。
迷子センターのネタを披露しました。迷子センターに駆け込んだ父が子供の特徴を説明する内容とキャラが面白く、担当の店員が笑いをこらえて館内放送をするネタでした。練り上げられたネタで演技も上手く、なかなかの出来でしたが7位の結果に。
例年であれば最終決戦に残ってもおかしくない点数を獲得しましたが、今回は高得点が多くとてもレベルの高い大会でした。
決勝に進出するだけでも凄いことで、しかも3年連続の決勝進出、2019年には準優勝という実力です。劇場でも安定した人気があり、ブレイクの兆しも見せています。
うるとらブギーズの経歴について
うるとらブギーズは八木崇(1982年3月10日生まれ、熊本市出身)と佐々木崇博(1984年12月17日生まれ、静岡県浜松市出身)のコンビです。
2004年に吉本興業の養成所であるNSC東京校10期生として知り合い、別々に活動後2009年にジャルジャルのようなネタをしたいという方向性が一致して結成します。
同期はオリエンタルラジオ・トレンディエンジェル・はんにゃ・フルーツポンチなどで、先に売れたコンビに30代後半になって追い付いてきた感があります。
コントのネタの質にこだわってライブを大事にし続けている結果が実ってきました。
ムゲンダイチャンピオンシップ初代王者
渋谷にあるヨシモト∞ホールの看板芸人ムゲンダイレギュラーとして活躍しています。2021年7月には「ムゲンダイチャンピオンシップ~2021 SUMMER~」が開催され、実力者揃いの21組で競い合い、初代チャンピオンに輝いています。
空気階段・オズワルド・蛙亭・ZAZY・そいつどいつ・レインボー・男性ブランコなど錚々たる出場者の中、審査員票とお客様票の両方で1番の得票を集めての見事な優勝でした。
注目の実力派コントコンビ
「キングオブコント2021」では優勝を逃しましたが、「ムゲンダイチャンピオンシップ」で初代王者になるなど、実力は折り紙付きです。
念願のブレイクに着実に近づいています。注目していきたいコンビです。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6553