「つぼみコンプレックス」のあらすじは?話題沸騰中のファンタジー系ラブコメ
- 2020/11/1
- 漫画
- あらすじ, つぼみコンプレックス
『つぼみコンプレックス』のあらすじについて、少女漫画に興味がある人は気になることも多いのではないでしょうか。
「コンプレックス」とタイトルにつく通り、この作品はヒロインが抱えるコンプレックスがとても重要な鍵を握っています。
読んでいて共感できるところもあれば、ファンタジー的要素に驚くことも。今回はそんな『つぼみコンプレックス』のあらすじと登場人物を、詳しくご紹介していきましょう。
あらすじ
高校一年生の花桃つぼみ(はなももつぼみ)は、恋に憧れるいたって平凡な可愛らしい女の子。しかしただひとつだけ、周囲に驚かれるところがあります。
それはドキドキがマックスになると、額から謎の丸いもの「ニッキィ」が飛び出してしまうことでした。つぼみが小学五年生の時、好きな男子に告白する際に初めて出てきたこの「ニッキィ」。
愛らしい見た目をしてはいるのですが、おでこから不思議な生物が出てくるような子は他にいないため、つぼみは周りから敬遠されていたのです。
そんな彼女はかなりの妄想癖があり、現実の恋愛に憧れながらも漫画やドラマなどで刺激を取り入れ、気持ち的に満たされていました。
少し気を抜くと「ニッキィ」が出てきてしまう額には、大きい絆創膏を貼って学校に通っています。しかしそんな中、カッコいいと噂の先輩・椿一心(つばきいっしん)と出会ってしまうつぼみ。
階段を下りている時につまずき、そのまま落下してしまいそうになった彼女を受け止め、助けてくれたことがきっかけでした。
それで済めばよかったのですが、この時に一心先輩を見てドキッとしてしまったつぼみは「ニッキィ」の姿を見せてしまい…。
キャラクター構成はシンプル!
花桃つぼみは男性慣れしていなく、普通に話をすることも苦手な女子高生です。黒系の髪のロングヘアという真面目そうな雰囲気ですが、実は大変な妄想家。
恋愛に関する知識はすでにかなりあるのですが、まだ実践できていない状態なのです。額から飛び出す「ニッキィ」をクラスメイトたちに見られ、引かれてしまった過去があり、それ以来コンプレックスになっています。
「ニッキィ」はのちに喋ることも判明し、頼れる姉御のような口調が特徴的。また主人公の好きな人である椿一心は、高校三年生でつぼみより二歳年上ですね。
彼は容姿端麗のため、たくさんの女子からアプローチを受けていますが、そのたびにでれでれすることなく、基本的に塩対応なのです。
しかし恋愛経験に乏しいつぼみは、他の女子と一心が話をするたびに不安になってしまうなど、初々しい様子も窺えます。
今時珍しいピュアなラブコメディ
『つぼみコンプレックス』のあらすじからもわかるように、ヒロインとヒーローの見た目、性格のギャップが魅力になっているこのコミック。
恋愛においての知識が豊富な分、実際に一心との恋も上手く進めていけるのかと思いきや、つぼみが慌てたり戸惑ってしまったりする場面も多いのです。
よい意味で行き当たりばったりな二人の恋。『つぼみコンプレックス』は微笑ましくもあり、実際におでこから「ニッキィ」が飛び出すような現象が存在したら…と思うと、少しワクワク感もありますよね。
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