公開日 2024年10月28日 最終更新日 2024年10月28日
「桃源暗鬼」のTVアニメが放送されることが決定しています。本作は、誰もが知るとある物語を題材としたアクションバトル作品です。
その視点もとても独特なもので、漫画好きの多くの人から支持されています。では今回は、そんな「桃源暗鬼」のTVアニメの放送情報やストーリー、魅力について詳しくご紹介していきましょう。
桃太郎を題材とした鬼目線の物語
「桃源暗鬼」は、漆原侑来先生によるコミック作品です。2020年6月より、秋田書店・週刊少年チャンピオンにて連載されています。2024年10月時点で既刊は21巻です。
本作は桃太郎を題材とした物語ですが、舞台となるのは現代世界。鬼の子孫と桃太郎の子孫が登場し、ダイナミックなバトルを繰り広げる作品です。
ごく普通の人間として生活していたとある少年が、ひょんなことから自身の生い立ちを知ることに。そして彼は、育ての親の仇を取るために修行を積むこととなるのです。
「桃源暗鬼」は、昔話としての桃太郎とは主要人物の立場が逆転していることが特徴です。その斬新さが話題を呼び、累計発行部数は2024年5月時点で300万部を突破しています。
また、「桃源暗鬼」プロジェクトとしてTVアニメが放送されることも決定しました。こちらは2025年に放送される予定で、具体的な放送日時は未定です。続報を楽しみに待っていたいですね。
「桃源暗鬼」のストーリー
主人公・一ノ瀬四季(いちのせしき)は、17歳の少年です。銃器を集めるのが趣味の四季は、高校を退学になるほどの問題児。ある日、謎の男に襲撃されてしまう四季。
男の正体は、「桃太郎機関」に所属するエージェントでした。四季は養父と共に逃亡するものの、追っ手の男が「桃太郎」の血を継いでいること、そして自身が「鬼」の血を継いでいることを知ってしまいます。
遥か昔には、「鬼」と呼ばれる種族が存在していたのでした。彼らは周囲に危害を加えないようひっそりと暮らしていたのですが、ある日「桃太郎」と呼ばれる存在が、鬼が凶暴化する前に戦いを挑んできます。
この戦いは現代に至るまで続いており、鬼の子孫「鬼機関」と桃太郎の子孫「桃太郎機関」が人知れず対立していたのです。この事実を知った四季は、大切な人の仇を討つために鬼機関の養成学校・羅刹学園に入学することに。
ここで修行を積み、戦闘集団「鬼國隊」と力を合わせて桃太郎機関と対峙することになるのです。
本作の魅力について
「桃源暗鬼」は、ドキドキハラハラするダークファンタジー作品です。バトルシーンは疾走感に溢れており、そこで用いられる技もとても特殊なものです。
鬼の末裔は、自らの血を具現化して攻撃に使用することができます。この能力は「血蝕解放」と呼ばれ、自身の嗜好や経験など、様々な個性を攻撃に活かすことができるのです。
主人公・四季は、嗜好を力に変えることができるタイプです。銃器が好きでたくさん集めているという彼は、自らの血であらゆる銃器を錬成することができます。
また、桃太郎の末裔は、黒い靄を操る能力を持っています。様々な武器に変化させたり、亡骸を操ったり、鬼たちの「血蝕解放」に勝るとも劣らないバラエティ豊かな能力を持っていることが特徴です。
ぶつかり合う両者にはそれぞれ歴史があり、設定がしっかりと作り込まれていることも、多くの人を虜にしている秘訣なのでしょう。とても派手なバトルシーンに思わず「カッコいい」と口にしてしまいそうになるほどです。
エンタメ界を席巻する期待のメディアミックス作品
「桃源暗鬼」は、ここ最近注目度が急上昇している作品です。2023年6月には、「桃源暗鬼」プロジェクトがスタートしました。第1弾として舞台化が発表され、第2弾としてTVアニメ化が発表されたことで更なる話題を呼びました。
刺激たっぷりで飽きがくることのないストーリー設定となっていますので、まずはぜひ原作のコミックからチェックしてみてください。
TVアニメ「桃源暗鬼」公式HP:https://tougenanki-anime.com/
舞台「桃源暗鬼」公式HP:https://stage-tougen-anki.com/
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