
公開日 2025年11月22日 最終更新日 2025年11月22日
友成空「咆哮」の歌詞の意味については、TVアニメのEDテーマでもあることから深く知っておきたいと思う人は多いですよね。
では今回は友成空「咆哮」の歌詞の意味、そしてTVアニメとのリンクやEDとしての魅力などを詳しくお伝えしていきましょう。
EDテーマとなるTVアニメ
友成空「咆哮」は、TVアニメ「キングダム」第6シリーズのエンディングテーマ「咆哮」です。
「キングダム」は「ヤングジャンプ」(集英社)にて、大人気連載中の原泰久による漫画です。
アニメ「キングダム」は古代・春秋戦国時代の中国を舞台に、孤児の少年・信(しん)が、天下の大将軍へ成り上がっていく姿を描いた中華戦国大河ロマンです。2012年よりアニメ放送を開始して、2024年3月に5期最終話が放送されました。
6期のあらすじは、秦が中華統一へ向かう中で、趙の天才軍師・李牧の戦略に阻まれ、「鄴(ぎょう)」を巡る大規模な戦いが描かれます。
秦軍は王翦、桓騎、楊端和が率いる連合軍を結成し、新世代の信、蒙恬、王賁も独立遊軍として参戦。それぞれの隊が激しい戦いを繰り広げるのです
中華統一を目指す秦軍は、趙西部の拠点「黒羊丘(こくようきゅう)」の攻略を狙いますが、趙の天才軍師・李牧の戦略により計画は阻まれます。
これに対抗するため、秦軍は軍総司令・昌平君の指揮下で、王翦、桓騎、楊端和率いる三軍による連合軍を結成します。
信の「飛信隊」、蒙恬の「楽華隊」、王賁の「玉鳳隊」も独立遊軍として連合軍に加わり、次世代を担う若き将軍たちも戦いに挑みます。
そして秦軍は、李牧の作戦を打ち破るため、趙の王都に近い「鄴」を攻めるという大胆な奇策に出ます。これを機に、「鄴」を巡る熾烈な戦いが始まるのです。
ノンクレジットEDムービー映像
アメフト部の協力のもと、防具が擦れる音、地面を踏みしめる音、荒々しい声などを実際に友成空本人がフィールドレコーディングして、戦場の熱や緊張をリアルに再現しています。
そのサウンドデザインの上に、信念を貫く者の魂の叫びを重ねた、スケールと熱量に満ちた作品になっているため、こちらについてもぜひチェックしたいですね!
「咆哮」の歌詞の意味について
本能が声高く鳴いたのです。空に魏(たか)く。一斉に飛び立った燕の様に、限りなく燃え滾(たぎ)る韓紅(からくれない)の業火があるのです。延々とこえていった楚(いばら)の中で。
その傷を矛れ、そして熱く奮い盾るのです。今、エネルギーを止めるな。共に叫べ。運命と塊がほろびるまで
右に逝くのか左に逝くのか?もしくは砕け散るのか?信念と呼ばれるものは、何を選ぶのだろうか。今、エネルギーを止めるな。共に叫べ。
心臓が高鳴ったのです、いざ進めと。現実が囁いたのです、立ち止まれと。凍てついたこの身体、そして響く貴方の聲(こえ)。信じるものたちが闘うこの國で。鬣(たてがみ)を揺らせ、俺達の方向へと。
今、あなたのエネルギーを止めるな。手綱を持て。運命を魂が追い越すまで。右に逝く?それとも左に逝く?信念というもの、これは一体何処へ向かうのか?今、あなたのエネルギーを止めるな。共に叫べ。
運命と魂がびるまで。右に逝くのかそれとも左に逝くのか?もしくは砕け散るのか?信念は何を選ぶのだろう。エネルギーを止めることなく共に叫べ。
友成空のコメント
友成空は「「キングダム」の戦いとは、まさに信念と信念のぶつかり合いです。その熱を表現すべく、鎧の擦れる音、叫び、咆哮までも一から録り下ろしました。歌詞には時代背景や物語世界を想起させる仕掛けを忍ばせています」とコメントをしています。
更に「咆哮が響き、大軍勢が駆け抜けていく情景が目に浮かぶ、パワフルな一曲に仕上げました」と語っています。
そして「第6シリーズと共に、胸に響く戦の音を感じてください。エンディングテーマを担当させていただけたことを、心から光栄に思います」という熱い思いも伝えているのです。
熱さと強さを感じる楽曲に
激化する戦いを力強く彩る楽曲になっています。このため「キングダム」の世界とのリンクについても強く感じられるでしょう。この曲を聴くことで、信念と信念のぶつかり合いを感じずにはいられないのです。
☆こちらの曲もチェック!
>>>なとり「プロポーズ」の歌詞の意味とは?曲から感じるメッセージについて



























