公開日 2020年7月30日 最終更新日 2023年2月25日
滝沢カレンのレシピ本が話題になっています。ファッションモデル・女優・タレントとして活躍する滝沢カレン。独特な表現の日本語が評判となり、唯一無二のバラエティータレントとして、引っ張りだこの人気です。滝沢カレンについて紐解いてみましょう。
独特な日本語表現になったのは
滝沢カレン(本名は非公表)は、1992年5月13日生まれの28歳(AB型)、東京都出身。ウクライナ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフです。生まれる前に両親は別れ、母のもとで育ちます。
母はロシア語の通訳・翻訳の仕事や、ロシア人が講師を務めるバレエスタジオを立ち上げるなど多忙な生活でした。カレンが幼い時から、母の仕事の関係でロシア人と接する機会がとても多くありました。
日本語が片言のロシア人と毎日遊んだりしていた影響もあって、独特な日本語表現をするようになったのです。ハーフなので海外生活が長かったのかと思いきや、ずっと日本で生活していました。
念願のファッションモデルに
3歳からバレエを習っていて、バレリーナを目指していたこともありました。小学高学年で170cm近い身長があり、スタイル抜群でひときわ目立つ存在でした。
中学生の時に渋谷でスカウトされ、憧れていた念願のファッションモデルになります。16歳の時に「ミスセブンティーン2008」のオーディションでグランプリを獲得し、2008年から雑誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルとなります。
2009年には映画「ROOKIES-卒業-」で女優デビュー。2011年より雑誌「JJ」(光文社)の専属モデルとして約9年間活躍しました。
公式サイト:https://www.stardust.co.jp/section1/profile/takizawakaren.html
バラエティータレントとしてブレイク
2015年6月に放送されたバラエティー番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演しました。明石家さんまもタジタジになるシーンもあるほど、不思議な表現の日本語と明るいキャラクターに、大きな反響がありました。
以降様々なバラエティー番組に出演し、大ブレイクをしていきます。出演するタレントのあだ名付けを四文字熟語で即興表現する特技も披露。
とても面白くセンスがあると注目されました。作品の一部を紹介しましょう。独身番長(今田耕司)、薄情大王(東野幸治)、愛妻大工(ヒロミ)、平和代表(内村光良)、職業激痛(出川哲朗)、恵比須顔(堺雅人)、何故色黒(東幹久)、美容怪獣(IKKO)、絶叫一筋(宮川大輔)、小声希望(サンシャイン池崎)、接触御免(井上公造)、行先何処(りゅうちぇる)など。即興で的確な表現には、頭の回転の良さを感じます。
レシピ本が大ヒット
レシピ本「カレンの台所」が2020年4月に発売され、大ヒットしています。レシピ本なのに作り方や分量が数値などの定量化でなく、独特な表現の滝沢カレンワールドなのです。
「新しい日本語をデザインしている」と記された本の帯の糸井重里さんのコメントは、説得力がありますね。