舘ひろしの年齢はいくつなのか、気になる人もいるでしょう。若々しいエネルギーをいつまでも感じられて、そのダンディーな魅力に憧れている人は多いはず。
石原プロモーションが解散を迎え、その後の去就が注目されていました。新事務所の立ち上げを発表した、舘ひろしにスポットライトを当ててみましょう。
ありがとう石原軍団
1979年に始まった「西部警察」シリーズでドラマに初出演した舘ひろしは、この出会いがきっかけとなり、1983年に石原プロモーションに移籍します。石原軍団の看板俳優のひとりとして、数々の伝説を残してきました。
石原裕次郎や渡哲也・舘ひろし・神田正輝などのスターが輝き、団結や絆を大事にし、男のロマンを貫いた石原軍団。作品だけでなく、炊き出しなどのボランティアでも人々を勇気づけてくれました。
その石原プロモーションが、設立から58年を迎えた2021年1月16日に解散となり、ひとつの時代が終わったようで寂しい思いをしている人は多いでしょう。
石原プロの思い出が詰まった2枚組アルバム「ありがとう!石原軍団」が発売中です。
新会社を設立
舘ひろし(本名:舘廣)は、1950年3月31日生まれです。誕生日の翌日となる2021年4月1日に、新事務所「舘プロ」設立することを、先日発表しました。
石原プロの魂を継承し、71歳での新たなスタートです。所属俳優1人目として、全スタッフ5人(社長は浅井氏)からの船出をします。
映画製作や若手俳優の育成もしていくそうなので、2人目以降の所属となるタレントも今後注目されるでしょう。新事務所のロゴが、舘さんが椅子に座ったポーズのフォルムになっています。
昭和・平成・令和と、いつの時代においても「かっこいい」を絵に描いたような俳優で、オーラをまとった存在感は健在です。
クールスが始まり
舘ひろしは、名古屋市出身で、由緒ある家柄の裕福な家庭(実家は開業医)で育ちました。高校時代はラガーマンとして熱中し、2019年のラグビーワールドカップでは応援団長として番組出演していました。
1歳下の岩城滉一と出会い、1974年にバイクチーム「クールス」を結成します。硬派が売りで、選抜メンバーによりバンド「クールス」を結成し、1975年にボーカルとしてデビュー。1976年には映画俳優としてもデビューを果たします。
その後、「西部警察」に続き、1986年からの「あぶない刑事」シリーズのドラマや映画での柴田恭兵との主演は、人気を確固たるものにしました。
クールスで磨いたバイクの技術から、派手でかっこいいバイクアクションが生まれ、舘ひろしの代名詞でもありました。
今後の活躍も楽しみ
最近ではハズキルーペや、マイナポイントのCMなどにも登場していました。2021年1月に公開された映画「ヤクザと家族 The Family」に出演しています。
5月から主演ドラマ、秋から主演映画の撮影が予定されていると、新事務所発表時に報告がありました。どんな作品になるのか今から楽しみです。