ストレッチーズが優勝を果たした「ツギクル芸人グランプリ2022」。これから活躍が期待されるスター候補の芸人として名乗りを上げましたが、ストレッチーズについてまだあまり知らないという人もいるでしょう。
ツギクル芸人グランプリ第3代王者のお笑いコンビ「ストレッチーズ」について紹介しましょう。
ツギクル芸人グランプリとは
「ツギクル芸人グランプリ2022」は、2022年5月21日にフジテレビで生放送されました。「ツギクル」期待のスター候補芸人を発掘する、ジャンルを問わないお笑いコンテストです。
日本音楽事業者協会に加盟する芸能事務所が推薦した所属芸人で、プライムタイム(19時~23時)の地上波番組でレギュラー出演していない芸人がエントリー対象。各事務所の精鋭一押し芸人ばかり72組の中から、予選を通過した15組が決勝に進出しました。
当コンテストの特徴は、民放5局のバラエティ番組製作スタッフが審査員に加わっていることにもあります。10票中半数の5票がテレビ局スタッフの審査票です。
各局合計10番組の出演権を獲得できる優勝者以外にも、爪痕を残すと審査員が手掛ける番組に呼ばれるチャンスがあるかもしれないという期待感も膨らむでしょう。芸人発掘と同時に番組オーディション的な感じも楽しめるところも魅力です。
ツギクル芸人グランプリ2022は大接戦
5組ずつの3ブロックで競い、ストレッチーズ・Gパンパンダ・ネギゴリラの3組がファイナルステージに進出します。
ストレッチーズとGパンパンダが5票ずつの同点となる大接戦でした。規定により一般審査員票を獲得したストレッチーズが優勝という結果に。
1本目は「怒ってる?」のネタ、2本目は「水掛け論」のネタで漫才を披露。テンションが次第に上がっていき、すれ違いの議論でヒートアップして言い合うスタイルで計算された笑いを生んでいました。
初代王者「ザ・マミィ」、第2代王者「金の国」と、ともにコントを得意とするコンビが過去の優勝を飾っていましたが、ストレッチーズは初めて漫才で優勝を勝ち取りました。
同点で惜しくも準優勝のGパンパンダは、テレビ局の4票を得ていて、番組制作側からのニーズが大いに期待できますね。今後、ストレッチーズとGパンパンダに注目です。
ストレッチーズの経歴について
ストレッチーズは太田プロダクション所属で、ツッコミ担当の高木貫太とボケ担当の福島敏貴のコンビです。
埼玉県所沢市出身の高木貫太と、埼玉県さいたま市出身の福島敏貴で、ともに30歳(2022年6月現在)。2人の出会いは高校のバスケットボール部です。
県内有数の進学校である浦和高校から慶應義塾大学に進学、高木は理工学部で福島は総合政策学部を卒業した高学歴芸人です。慶應義塾大学のお笑いサークルで活躍し、2012年に「大学生M-1グランプリ」で優勝した実績があります。
「ツギクル芸人グランプリ2022」で優勝を争ったGパンパンダ(星野・一平)の2人も高学歴芸人として有名。早稲田大学商学部卒業で、1学年下ですが同世代の高学歴芸人のライバル関係でもあります。
2015年10月から太田プロエンタテイメント学院の8期生として学び、太田プロダクションに所属しました。
漫才に特化したスタイルが特徴で、1番の目標は「M-1グランプリ」です。2017年から5年連続して準々決勝進出した安定した実力があります。今年こそは壁を打ち破って決勝の舞台も夢ではないでしょう。
活躍が楽しみなコンビ
絶対に売れると励まして息子のようにいつも可愛がってくれていた事務所の大先輩が上島竜兵さんです。「ツギクル芸人グランプリ2022」でのストレッチーズの優勝を、喜んでくれていることでしょう。
益々活躍が楽しみなコンビ「ストレッチーズ」に、これから大注目です。
公式サイト:https://www.ohtapro.co.jp/talent/stretchees.html
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