公開日 2019年7月9日 最終更新日 2021年9月26日
「嵯峨豆腐 森嘉」は、老舗豆腐店としてとても有名です。時代を経て、変わらない味を追及しています。京都と聞くと、湯豆腐を思い浮かべる人は多いですよね。
湯豆腐に使われているお豆腐が、ここ森嘉のものという場合も多いのです。京都の人だけではなく、京都に興味を持っている人からも注目されている「嵯峨豆腐の森嘉」について、お伝えしていきましょう。
嵯峨豆腐
すまし粉を用いて、考案されたお豆腐です。なめらかでコシがあるのが特徴的。大豆の風味をしっかりと感じながらも、すっきりした味わいです。いわゆる「淡い味」を大切にして、作られているのです。
お豆腐を購入して、おどろくのがその「ずっしり感」。人気があるのも当然のように、思えるでしょう。パッケージも、表面には黄緑色を使用していてとても風情があります。
京都に住む人は、嵐山までお豆腐を買いに行き、それを食卓に並べているのですが、その時のお豆腐は、やはり森嘉のものが多いでしょう。
ここのお豆腐を食べただけで、今日一日がとても良い日になるような、魅力あるお豆腐なのです。
飛龍頭(ひろうす)
こちらのお店の飛龍頭は、大豆、ニンジン、ゴボウ、木耳、黒ゴマ、麻の実、山の芋、銀杏、ユリ根で出来ています。
とても豊富な具材によりつくられているので、芳醇な味わいに満足できるはず。特に殻付き銀杏は湯がいてむいて、ユリ根は1枚1枚ほぐして、独自の製法にて練り上げた生地にて堤揚げているのが、美味しさの秘訣なのです。
店舗では、揚げたてを食べるのも可能です。でも甘辛く炊いて食べることができれば、たっぷりとだしを吸う特製の生地と具材の良さを、更に感じられるでしょう。
できれば店舗にて食べて、家でも炊いてみて食べ比べなどをしてみたいですね。自分の好みの味に、必ず出会えるでしょう。
他のメニューについて
他には、油あげ・すしあげ、あつあげ、焼豆腐、きぬごし、からし豆腐、擬製豆腐、特注品(卸売のみ)があります。
なかでも、からし豆腐を好み食べる人は多いです。可愛い丸い雰囲気から、食卓に置くだけで魅力的な一品に。
からしについては、いきなりお豆腐を食べてしまうと、からすぎて驚くような場合も。ゆっくりとほぐして、からしの位置を確認してから食べるようにすると、安心して味わえるでしょう。夏場などは、からしの適度な刺激が良いと思う人もいるようです。
嵐山は観光地として賑わいますが、このお店はとても風情があり落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
所在地:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42番地
電話番号:075-872-3955
定休日:毎週水曜日(火曜日定休あり)
※水曜日が祝日の場合、翌日のも木曜日が定休日になります。
駐車場:4台
アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」徒歩15分
京福電鉄「嵐山駅」徒歩15分
市バス・京都バス「嵯峨釈迦堂前」徒歩1分
※新型コロナウィルスの影響で、営業日時等が変更になる場合があります。
詳しくは各店舗のホームページをご確認ください。