公開日 2023年8月20日 最終更新日 2023年10月16日
Reol「切っ先」の歌詞の意味については、TVアニメのエンディングテーマのための書き下ろし曲なのでとても注目されています。
人気アニメの世界をどのように表現しているのでしょうか。では今回はReol「切っ先」の歌詞の意味とTVアニメとの関係性について、深く見ていきますね。
アニメのエンディングテーマとして
Reol「切っ先」は、7月からスタートしたTVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のエンディングテーマの書き下ろしの新曲。
エンディングで使用される「切っ先 -Anime Ver.-」が、6月19日に先行リリースされました、そしてSpotify急上昇チャートにランクインしたのです。
コミックスがシリーズ累計7,200万部、そして実写映画はシリーズ累計興行収入193億円。全世界や全世代からの支持を受ける伝説の名作が、2023年に新作TVアニメシリーズとして蘇りました。
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。明治維新後は、流浪人として全国を旅していました。
神谷薫との出会い、そして同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たち。贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していくストーリーになっています。
MVについて
Reol本人が流浪人に扮して、争いの絶えない現代をさすらうストーリー仕立てに。監督を務めたのは、「煽げや尊し」でもReolとタッグを組んだ辻本祐希。
ReolはMVについて会議室で話し込んでから、撮影や編集まで辻本監督とのアイデアがとても無邪気に呼応し合い、わくわくしたと話しています。
辻本監督は撮影現場ではアナログ手法を組み合わせ、不思議な時間軸を演出。Reolさんそしてキャストの皆さんの鍛錬された集中力により、楽しいシーンがたくさん生まれたとコメントをしています。こちらのMVについても、是非チェックしたいですね。
「切っ先」の歌詞の意味について
切っ先に映ったその存在。突き破るような自分の願いがあるのです。秋の空をさすらいながら。
思うより強くはない横顔に、自分はいつも近づけないのです。忘れたいと思うほど、忘れられない思いがあるのでしょう。刃向かった昨日が、自分自身を傷つけるのです。
袖がふれたのは夜明け前。出会う前にはきっともう戻れないと感じるのでしょう。誰のために花は咲くのでしょう。
この思いが届かないとしても、愛などで涙のあとは消せないのです。でもいつかはきっと許せる、そう思えるとしたら…。
切っ先には明日が映るのです。銘々にさすらっている秋の空の下。今は真っ直ぐに貫きたい大切な人の思いが、あなたを遠くに連れて行くように感じるから。覚えていたい気持ちがあるのです。
思うように動いてほしい、でも動いてくれないこの掌。どんな意味を握らせることができれば、償い許しそして繋いで迎えられるのでしょう。明け暮れに思案するのです。
この心は朱く黒く、濃さが増していくと感じる鉄の味。先を急ぐことにより、涙が明日に向けて流れる河になるのでしょう。
行き先に宿した覚悟があるのです。明け方にさまようのは、きっと人の性。言えない自分の虚ろを照らしてくれるのは、愛しい朧そしてあの時の走馬灯なのです。
また埋まることのない不在の大切な相手を、心に思うばかり。春に伝えたい、刃の要らない安らぎを求めていると。また奪い合ったとしても。
切っ先に映した明日があるのです。銘々にさすらう秋の空の下で。今真っさらに出会うことができたとしたら、あの日のことや痛みそして嘘はすれ違う時の中で葬ってしまえるはず。
君がいなくても空は明けていき、今日が始まるのです。忘れられない人に向けて、さすらっていくからと別れを告げよう。
自分の進む道を信じて
様々な思いが心にある中で、さすらいながら歩む主人公。でも心に思う存在があるのです。明けて暮れてまた明日という日がくる、その中でただ心のままに進むのでしょう。
アニメの世界とのリンクを感じる中で、魅力的なこの曲に対しても世界に浸りたいですね。
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