
公開日 2025年5月28日 最終更新日 2025年5月28日
RADWIMPS「賜物」の歌詞の意味については、NHK連続テレビ小説の主題歌としてもとても注目されています。
では今回はRADWIMPS「賜物」の歌詞の意味、そして連続テレビ小説の主題歌としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるNHK連続テレビ小説とは?
メジャーデビュー20周年を迎えたRADWIMPSが、新曲「賜物」リリースしました。この曲は、『2025年度前期NHK連続テレビ小説『あんぱん』の主題歌です。
そして野田洋次郎(Vo./Gt.)と武田祐介(Ba.)の2人体制になった新生・RADWIMPSの最初の1曲にもなっているのです。
『あんぱん』は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦がモデルになっています。
生きる意味さえ失っていた苦悩の日々の中、それでも夢を忘れなかった二人の人生が描かれているのです。
夫婦が様々な荒波を乗り越えて、“逆転しない正義”を表現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いています。愛と勇気を強く感じられる物語になっているでしょう。
「賜物」の歌詞の意味について
涙に用はないと思っているのに、どうしてこうも縁がある人生なのだろう。過去はどんどんかさばっていくのです。そして未来に対しては視界ゼロだと感じるのでしょう。自分はこの狭間にて揺られて立ち眩んでいるのです。
生まれた意味について書かれた手紙、これを僕たちは破いてからこの世界の扉を開けてきたのでしょう。つまり生まれながらに反逆の旅人なのです。
人生訓と経験談、そして占星術と統計学による教則や他の参考文献など。これらが溢れ返っているのがこの人間社会。
道理が通る隙間もないような日々だと感じるのでしょう。でも今日も超絶G難度人生を、生きていこうと勇気を持って思えるのです。
いつか来る命の終わりに向けて、明日は近づいているのでしょう。でも輝いて見えるのはとても摩訶不思議。そして愛しい魔法の鍵があるのです。
これを君が握っている、なのになぜ?馬鹿げていると思うような時もあるかもしれない。でも君に託したのです。おそらく神様という存在の采配を。これに対して万歳と叫びたい。
この風に乗りどこへ行くのだろう。生まれたての今日が僕を呼んでいるのです。「間違いなんかない」と誰かが言うとしても「それはそうだろう」「そんなわけがない」と堂々巡りが続くでしょう。
悲しいことや悔しいことが、この先にも待っているのです。これに対して既に知っているけれど。
でも君と生きる明日を選ぶと決めているのです。まっさらな朝に向かって「おはよう」と言おう。
感情戦と運命線と恋愛線たちが対角線に交錯しているのです。そして弾け跳んで火花が散るのでしょう。
燃え上がるその炎はきっと燃料になるのです。一か八かよりも、確かなものは何かと言っている場合ではないのです。いざ進もう。
どんな運命であっても二度見していくもの。美しい僕たちの無様さに。絶望さえも追いつけないぐらいの速さで走ることができる、君と二人ならきっと可能なのです。
「できないことなど 何があるだろう?」という問いに対して返事がないのなら、躊躇うことなどないのです。
正しさなんかにできはしないということは、この心が既に知っているのです。降伏する時間はないでしょう。
時が来ればこの命はお返しするのです。だから借り物を我が物顔で僕たちは、愛でたり諦めたり楽しさだけを追及したりしているのでしょう。
詰め込んだり逃げ込んだりして、せっかくだから唯一無二の詰め合わせにしてこの命を返すことにしよう。
あわよくばもう「いらない あげる」なんて、呆れて笑われてしまうくらいの命を生きていこう、大切な君と一緒に。
RADWIMPSのコメント
「賜物」に対して、RADWIMPSの野田洋次郎は「本当に完成したばかりなので、まだあんまり客観的に捉えられてはいないんですけど」「それくらい、あまりにこの曲の旅が長かったから」と話しています。
「聴く人には関係ないけど、今までで一番労力と時間をかけた曲で。今年の終わりくらいにやっと冷静に聴けるのかも(笑)」と語っているのです。
そして、RADWIMPSの野田洋次郎も「すごい曲ができたと僕も思います。」とコメントをしているため、実際に聴いた人にとって心に響く魅力溢れる楽曲になっているでしょう。
人生や命の大切さを感じられる楽曲に!
「賜物」は辛くて険しい人生であっても、自分の命と心から愛せる存在を手放さなければ、強く生きていけることを表現している楽曲です。
『あんぱん』のストーリーとリンクしている部分もとても多いので、同時に堪能していきたいですね。
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