パンサーの年齢が気になる人もいるでしょう。トリオの年齢はバラバラで、それぞれの個性がバラエティに富んでいて魅力的な輝きを放っています。どんな経緯でトリオを結成して、パンサーというトリオ名になったのかなど詳しく紹介します。
今回はお笑いトリオ「パンサー」にスポットライトを当ててみましょう。
珍しい年齢構成のパンサー
パンサーのメンバーを年齢順に紹介すると、2022年5月現在で尾形貴弘が45歳、菅良太郎が40歳、向井慧が36歳です。最大9年差(学年で8年差)と結構な年齢差があり、珍しいトリオ構成と言えますね。
3人とも吉本興業の養成所NSC東京校の出身ですが、尾形貴弘は2002年の8期生、菅良太郎は2003年の9期生、向井慧は2005年の11期生と、芸人を目指した当初は別々に活動しています。
菅の才能に集まってトリオ結成
トリオを結成したのは2008年6月です。当時の3人の状況が偶然マッチしての出会いでした。
尾形貴弘は「グレートホーン」のコンビを解散して、「サンキュー尾形」としてピン芸人で活動するも30歳を過ぎても売れず、芸人引退を覚悟。地元でラーメン屋になろうとも考えていました。
菅良太郎は「ハイアンドロー」のコンビを解散して、しばらくの間ほぼ活動を休止している状態でした。向井慧はコンビ「あじさい公園」からトリオ「ブルースタンダード」で活動するも、2008年3月に解散します。
菅が作るネタのセンスを認めていた向井が、面識がない先輩・菅の電話を調べてコンビを組みたいとアタックします。尾形は新宿を歩いていると、才能を認めていた後輩の菅とばったり出会い、芸人として最後のチャンスとばかりにコンビを組んでほしいとアタックします。
菅の才能を評価していた向井と尾形が、菅にアタックしたのが偶然同時期でした。菅は先輩の尾形だけを優先せず、後輩の向井をほぼ知らないまま、3人で良かったら一緒にやってみようと提案する優しさでトリオになりました。
トリオ名の由来と名付け親
トリオを結成した際に、最初は「スーパーカブ珍道中」というトリオ名に決まりそうになりました。向井が仲の良い先輩の又吉直樹(ピース)に相談すると、流石にそれでいいのかということになり、一緒に考えることになりました。
3人がそれぞれ好きなものを出し合った中から、好きな動物として尾形が「ヒョウ」、飼いたいペットとして菅が「黒猫」を出し、そこからイメージした「パンサー」を又吉が提案して決定しました。
「パンサー」というかっこいい印象でキレがあり覚えやすいトリオ名は、又吉直樹が名付け親だったのです。
元気と体力担当の尾形
尾形貴弘は、1977年4月27日生まれの45歳(2022年5月現在)、宮城県出身です。特技はサッカーで、高校時代に全国大会出場。中央大学文学部卒業で会社員を経て芸人の道に。
コントではボケ担当で、「サンキュー!」の掛け声で元気が特徴的なキャプテン的存在。真っ直ぐな性格の熱血キャラやいじられキャラとして定着していて、ドッキリ企画など体を張った芸風で活躍しています。
ブレインでネタ担当の菅
菅良太郎は、1982年4月7日生まれの40歳(2022年5月現在)、東京都出身です。特技はパラパラダンス。「パラパラおじさん」として「有吉の壁」などで人気に。「おすだけアースレッド無煙プッシュ」のCMでもパラパラを披露しています。
大ボケ担当でコントのネタ作成もおこない、トリオの中では裏方的な欠かせない存在でパンサーのブレインです。いつも冷静で飄々とした独特な空気を醸し出します。
巧みなトークと愛嬌担当の向井
向井慧は、1985年12月16日生まれの36歳(2022年5月現在)、愛知県出身です。明治大学政治経済学部卒業で大学時代から芸人の道に。
「プレバト!!」での俳句でもお馴染みの知的なセンスと、ラジオなどで活躍する巧みなトーク力で仕切りを担当します。甘いマスクと愛嬌のある笑顔でマスコット的な存在です。
オードリー若林のように活躍する可能性を秘めた次世代のMC候補としても期待されます。
3人のキャラがパンサーの魅力
尾形貴弘・菅良太郎・向井慧のパンサー3人は、年齢や芸歴などバラバラですが、それぞれに親しい仲間がいて愛される存在です。
3人は違う方向でキャラが立っていて、とても魅力的なのです。これからも大いに活躍が期待されますね。
公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2755
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