大泉洋がNHK紅白歌合戦の白組司会に決定したことが、2020年11月2日に発表されました。白組の司会は、10年以上連続で嵐のメンバーなど、ジャニーズのアイドルが務めていたのです。そのため今回俳優の抜擢に、少し意外性を感じた人もいるのでは。第71回NHK紅白歌合戦と、大泉洋について詳しく見ていきましょう。
大泉洋は司会に適任
俳優の大泉洋(47歳)は、存在感のある個性派俳優として演技力に定評があります。ユニークなコメディタッチからシリアスなものまでこなせる器用さが特徴です。
俳優以外にもバラエティタレント・声優・歌手・ものまね・作家など、マルチな才能を発揮。お笑いタレント顔負けのアドリブ力や、場を盛り上げるトーク力にも長けています。
ポジティブな元気を与える司会者として、紅白歌合戦にも適任と思った人はきっと多いでしょう。NHKでは音楽番組「SONGS」に2018年から起用され、MC的な責任者として出演中です。
大河ドラマでは「龍馬伝」「真田丸」、連続テレビ小説では「まれ」「なつぞら」に、これまで出演しています。紅白総合司会のお笑い芸人・内村光良と、大泉洋の面白い掛け合いのコンビネーションにも期待して、注目して観てみたいですね。
他の紅白司会者は?
紅組は女優の二階堂ふみ(26歳)が、初めて紅白での司会を務めます。今年のNHK連続テレビ小説「エール」で、ヒロイン役として活躍中です。
これまで大河ドラマでは、「平清盛」「軍師官兵衛」「西郷どん」に出演。多くの作品に出演する実力派女優です。白組の大泉洋が北海道出身、紅組の二階堂ふみが沖縄県出身で、北と南で対照的な地域の特徴も出そうで興味がありますね。
総合司会は、4回目の内村光良(56歳:熊本県出身)と、3回目のNHKアナウンサー桑子真帆(33歳:神奈川県出身)が務めます。安心感や安定感があって、明るいイメージで好感度が高いですよね。
大泉洋は北海道が生んだ大スター
大泉洋(おおいずみよう)は、1973年4月3日生まれの47歳(B型)。北海道江別市出身。北海学園大学で演劇研究会に入り、TEAM NACSという5人の演劇ユニットを結成します。
在学中にテレビ局でのアルバイトがきっかけで、北海道のローカル番組に出演し人気を得て、高校の教員免許を取得するも、タレントとしての活動を選びました。
バラエティ「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)が、全国で放送される人気番組となり、大泉洋が知られる存在になったのです。
2005年以降「救命病棟24時」(フジテレビ)、「ハケンの品格」(日本テレビ)、「ノーサイド・ゲーム」(TBS)など数々のドラマや映画で引っ張りだことなりました。
公式サイト:https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=2
第71回紅白歌合戦はどんな開催に
約70年にもなる紅白歌合戦の歴史の中で、初めての無観客開催になることが発表されています。どのような演出が企画され、視聴者に届けてくれるのかとても興味深いですね。
11月16日には紅白歌合戦に出場する歌手も発表され、いよいよ大晦日に向けての高まりが出てきました。初出場のフレッシュな顔ぶれもたくさん選ばれていて、とても楽しみです。TEAM NACSが応援で出演してほしいですね。