成田凌は、美容師から芸能界に転身した俳優ということをご存知でしょうか。11月30日から放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」にも出演するなど、ドラマや映画で大活躍し、急成長を遂げています。現在最も勢いのある若手俳優とも言える、成田凌について詳しく紹介しましょう。
芸能界入りのきっかけ
成田凌は、2020年12月現在27歳です。埼玉県の高校卒業後、美容専門学校に2年間通い、美容師の資格を取得しています。在学中にカットコンテストで入賞するなど、美容師として成功する自信もありました。
ルームメイトの友人が同じ就職先希望と知り、身を引きます。その頃、東京コレクションのショーに行き、出会った俳優の存在感に刺激されます。
美容師よりも芸能界に興味を持つようになったのです。原宿の古着店でアルバイトしていた時にスカウトされます。「MEN’S NON-NO」のオーディションに合格し、専属モデルとして2013年に芸能界デビューしました。
オーディションで俳優志望を伝え、サポートを申し出る積極性を見せています。芸能界に転身していなかったら、イケメンカリスマ美容師として話題になっていた可能性がありますね。
公式サイト:https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/293#/news/0
俳優として急成長
21歳の時、2014年12月に高梨臨とのW主演のドラマ「FLASHBACK」にて、念願の俳優デビューを果たします。お茶の間の知名度を大きく上げたのは、2016年の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」への出演でした。
映画「君の名は。」での勅使河原役も高評価。声優も見事に演じました。2017年にさらに飛躍、ドラマ「人は見た目が100パーセント」では、美容師役を吹き替えなしで演じます。
映画「キセキ -あの日のソビト-」では、GReeeeNを演じ、菅田将暉・横浜流星・杉野遥亮とCDデビューも。「大貧乏」「コード・ブルー」「わろてんか」など、多くの人気ドラマに起用されました。
2018年公開の映画「スマホを落としただけなのに」などで、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞に。俳優を志し数年で、名実ともに若手実力派俳優に急成長を遂げたのです。
成田凌の魅力
成田凌は細身の高身長で、かっこよさの中にも気だるさのような特有の雰囲気を醸し出し、とても絵になる俳優です。佇まい・表情・目線・声など、全てにおいて演じることができる天性の才能を持ち、だらしない役から幅広くこなせるイケメン俳優です。
円熟味が加わると、魅力がじわじわと更ににじみ出てくる味わい深い役者になるでしょう。「おちょやん」ではヒロインとの関係が深い、喜劇のプリンス役を演じています。
また清原果耶とのW主演映画「まともじゃないのは君も一緒」は2021年3月公開予定です。