中島美嘉の「ノクターン」は新しいアルバム「JOKER」の収録曲です。そしてこのMVが公開されているのです。
今回はこの曲の歌詞の意味と、MVに込められた思いについて詳しく見ていきましょう。
MVについて
離れていってしまった人への切ない気持ちを歌った曲のMVには、安達祐実が出演しています。
ストーリーになっているので、見応えがあるといえるでしょう。以前から安達祐実は中島美嘉のファンなのですが、その中島美嘉からの出演オファーにより共演が実現したのです。
終わらせることができない恋を断ち切れない想い。それに苦しむ女性を寄り添い見守る役柄を演じています。
まるでドラマを観ているような気持ちで、楽曲を聴きながらMVを観ることができるでしょう。
歌詞の意味について
苦しみを感じてしまうのはなぜなのでしょうか。自分の中で言い聞かせたはずなのに。涙をとめることができないのです。
出会えた瞬間、自分の心が感じた喜びまでは忘れたくないと思っているのです。もしこの夜に世界が終わるとしても、大切な人が傍にいれてくれればそれだけでいいのです。
手を繋いで見つめ合った時、扉を開けてしまった自分がいるのです。引き返すことができないと分かっていながらも、愛してしまったのでしょう。
2人なら平気だったのに、怖さを感じてしまうのです。胸の中にある幸せはずっとそのままに。
あの時の景色は、心の中で止まっているのです。でも知ってしまった感情があるのです。それが強さの証なのかもしれません。
涙を空へと舞わせて、明日のために花を咲かせたい願いがあるのです。手を伸ばしても掴めないものが足元に。
見えなかったけれど、今なら分かるのです。大切な人が自分の前にいて、離れる準備をしていなかった。でも相手には、きっとそれが分かっていたのでしょう。
会いたいけれど会いたくないという、とても複雑な思い。心が引き裂かれるほど、その存在は大きなものに。
せめて夢で会いたい、でも会うのもとても辛いのでしょう。心がとても痛いのです。まだ愛情が消えていないからこそ。
優しい歌など求めているわけではないのです。ただ心を赤く染めてほしい、もう一度だけ。
飾りについて欲しいと思っていないのです。ただ信じ合うことができたのなら。この気持ちをわかってほしいのも、大切な人にだけなのでしょう。
切なすぎるラブソング
終わった恋への思いは、簡単に断ち切れるものではないのです。でも前に進まなければいけない気持ちもあるのでしょう。
でも進もうとすると、一緒に過ごした時間が過去になってしまうのです。こういった葛藤の中で今後どのように過ごしていくのか、それを優しく見守ってくれるような楽曲でしょう。