Mr.シャチホコのモノマネといえば、和田アキ子のネタが代表的ですね。歌だけでなく、しゃべりモノマネのクオリティが高く絶品。ブレイクを果たすきっかけになりました。
モノマネ芸人として大先輩の妻と日々磨き上げるモノマネは、どれもハイレベル。Mr.シャチホコについて紐解いてみましょう。
モノマネ芸人になったきっかけ
Mr.シャチホコ(本名:前田晃克、まえだてるよし)は、1993年3月19日生まれの27歳、愛知県出身です。水泳・バレー・テニス・柔道をしていたスポーツ少年で体育教師を目指し、日本体育大学に進学。
大学ではボクシング部に入るも、途中で退部してしまいます。この頃、高校時代からカラオケで鍛えた得意のモノマネをYouTubeにアップ。
桑田佳祐と桜井和寿の「奇跡の地球」を一人でモノマネする動画が、テレビ関係者の目に留まりモノマネ番組に出るきっかけとなったのです。
大学3年の時で、教育実習よりもテレビ出演を選び、体育教師を諦めモノマネ芸人を本格的にやる決意をしました。
芸名の由来は
芸名Mr.シャチホコの由来は、モノマネの十八番で大好きな桜井和寿のMr.Childrenから考えたものです。Mr.Children の6枚目のシングル「Tomorrow never knows」の仮タイトルが「金のシャチホコ」であることと、自身の出身地である愛知・名古屋城のシンボルをかけたものでした。
この曲もMr.Childrenがイベントで名古屋滞在中に生まれたということで、縁や思い入れを感じますね。
ブレイクは妻のおかげ
ミスチルの桜井和寿のモノマネが最初に認められ、モノマネ歌番組に出演するも、なかなか売れるのは厳しい状況が続きました。2016年にコロッケからデュエットネタを提案され、先輩の「みはる」とカラオケボックスでの練習を重ね距離が縮まりました。
次第に付き合い始め、一緒に練習するようになります。献身的なみはるの支えがあって、ブレイクできたと言えるでしょう。アルバイトを辞めて1年間、モノマネに集中してダメだったら就職して養うと約束し、必死に練習しました。
2018年に約束通りブレイクを果たし、みはると結婚。「ウチのガヤがすみません!」の番組内でのプロポーズは、23歳差もあって話題になりました。
ふたりの仲の良さは微笑ましくもあり、真面目で一生懸命なところがとても好感が持てますね。
和田アキ子のしゃべりモノマネ誕生
歌のモノマネだけではバラエティ番組に呼んでもらいにくいと、しゃべりモノマネを特訓します。和田アキ子のしゃべりモノマネは、みはるや友人のアッコさんに詳しい芸人まちゃまちゃのアドバイスもあり、磨き上げられたのです。
2018年9月「林先生が驚く初耳学!」でのドッキリ企画で和田アキ子と初めて共演し、激怒している演技の和田アキ子にビビりまくり。
本人から公認を貰うと一気にブレイクをしました。モノマネの大先輩である妻と切磋琢磨し、作り上げられるネタはクオリティが高いですよね。これからも次々と新ネタを生み出して、見る人を楽しませてくれるでしょう。