Mr.Children「記憶の旅人」の歌詞の意味と映画の主題歌としての魅力とは
- 2024/5/7
- 音楽
- Mr.Children, 意味, 歌詞, 記憶の旅人
公開日 2024年5月7日 最終更新日 2024年5月7日
Mr.Children「記憶の旅人」の歌詞の意味に対しては、映画の主題歌でもあるのでファンとしては特に深く理解しておきたいですね。
映画との関連性についてもとても興味深いです。では今回はMr.Children「記憶の旅人」の歌詞の意味と、映画の主題歌としての魅力を詳しく見ていきましょう。
主題歌となる映画について
Mr.Children「記憶の旅人」は、映画『青春18×2君へと続く道』の主題歌です。映画サイドからのオファーを受けてすぐ、脚本段階で桜井和寿が書き下ろしてストリングスとピアノでサイモン・ヘイルが参加をしました。
映画『青春18×2君へと続く道』は、台湾スターのシュー・グァンハンと清原果耶がW主演の、日台合作の恋物語です。
ジミー・ライのエッセイ『青春 18×2 日本慢車流浪記』を基にして、アルバイトをする高校生とバックパッカーの女性のひと夏の恋を描いています。
興行収入30億円超のヒットを記録した『余命10年』の藤井道人監督の最新作です。
藤井監督にとってMr.Childrenとは
Mr.Childrenは藤井監督にとって、10代から愛聴する憧れのバンドです。自身の監督人生の第二章の始まりと語る本作にて、主題歌にはMr.Childrenの曲をと熱望しました。
そして今回のコラボレーションが実現したのです。脚本の段階で制作された楽曲は、監督とプロデューサー陣を唸らせるほど作品の本質を捉えている内容に。
藤井監督は撮影期間中も常にこの曲を聴いて、「作品づくりのぶれない芯になった」と話しています。
「Mr.Childrenしかいないと言いましたが、まさか叶うとは」という驚きと喜びの思い、そしてMr.Childrenに対して心から感謝をしているとコメントをしています。
「記憶の旅人」の歌詞の意味について
僕はここにいる、このことを大切な人に伝えたいのです。君のいた場所にいることを知ってほしいという思いがあるのでしょう。いつか観た映画のように冬を浴びている状態なのです。
君は何をしているのかと気にかかるのです。でもきっと笑っているように思えるのでしょう。気付かないでいる自分に対して、どんな気持ちを抱えて暮らしていたのかと聞きたい思いがあるのです。
まるで時間の流れを止めて生きてきたように感じるのでしょう。淡い想いや眩しい恋をずっと手放すことはできなかった。だから抱き締め続けてきたのでしょう。
どうしてあの時伝えなかったのだろうと思いながら、柔らかな後悔が今日も自分に寄り添っていると感じるのです。
想い出はどんな時にも、いつも綺麗に過ぎていくもの。優しくてそして苦しいものなのでしょう。油断をしていると、夢の中に生きている自分になることも。
これ以上は足踏みしていてはダメだと、そんなことぐらいは自分でもわかっているのです。でもずっと大切な人のことだけは、嘘がつけない自分がいるのでしょう。
いつまで不毛な夢を見ているのだろう。暗闇に浮かぶ光のような想いをずっと追っているのです。
風を切って走る列車の窓から外を見ていると、景色の中に見つけたものがあるのです。それは君が僕に残してくれた希望のサイン。
別れを告げよう、僕らの果たせずにいる約束に向けて。君の想いをそして切ない願いに対して。ずっと手放さずに抱きしめて生きようと決めたのです。
どうしてあの時行かせてしまったのだろう。柔らかな後悔が今日も自分に寄り添っているのです。暗闇に浮かぶ光のような想いを追っている自分がいるのでしょう。
過ぎ去った恋愛への思いを感じる曲に
約束をしていたけれど、それは叶わなかったのです。後悔についても、いつも心の中にある状態なのでしょう。
でもこれらは辛くて耐えられないというものではなく、そっと自分に寄り添うような感情なのです。切なくて優しいメロディ、そしてメッセージが心に響く歌詞の内容ですね。
これからも曲の中の主人公は、心の中で大切な人への想いを抱き締めながら歩んでいこうとする強い決意があり、それを感じられる曲になっているでしょう。
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