「モーレツ宇宙海賊」の再放送が開始ということで、多くの人がこの作品をもう一度観たいと思っているでしょう。まだこの作品を読んだことも観たこともないという人は、ぜひこの機会に内容や魅力について知ってみたいですね。
今回は「モーレツ宇宙海賊」の再放送が開始される日時について、アニメの魅力なども含めてご紹介していきましょう。
「モーレツ宇宙海賊」について
「モーレツ宇宙海賊」は、笹本祐一によるSF小説がおなじみです。10代程度の人も読みやすいライトノベルで、2008年秋から2014年夏にかけて刊行されていました。
こちらは朝日ノベルズで、2018年12月からは出版社をKADOKAWAに変えて刊行されるようになったのです。こちらの作品は、2012年1月から「モーレツ宇宙海賊(モーレツパイレーツ)」のタイトルで同年6月までTVアニメが放送されていました。
アニメオリジナルのキャラクターがたくさん登場することでも人気になりましたが、主人公の女の子が宇宙海賊として努力を続けていく様子が大きな見どころとなっています。
原作の内容とは?
主人公は加藤茉莉香(かとうまりか)という高校一年生の女の子。海明星(うみのあけほし)というところに住んでいます。
彼女はある日、以前亡くなったと思っていた父親・ゴンザエモン加藤芳郎(かとうよしろう)がつい最近まで生きていて、弁天丸という宇宙海賊船の船長だったことを知らされるのです。
また、弁天丸が今後も活動していくうえで欠かせない私掠船免状のために、まだ高校生である茉莉香が船長になることが条件といわれます。
そうして彼女は、女子高生として学校に通いながら宇宙海賊船で船長を務めるという、とても大変な毎日を過ごすことになるのです。
学校ではヨット部に所属している茉莉香。喫茶店・ランプ館でアルバイトもしていて、日頃から忙しくはしているのですが、基本的にはごく普通の女子高生です。
そんな茉莉香の目の前に現れたのは、怪しげな二つの人影。二人は弁天丸の乗組員ということで、茉莉香が後継者になることはどうしても避けられないことのようです。
そうして茉莉香は、宇宙海賊船・弁天丸でのてんやわんやな日々を送り、海賊などの状勢について詳しい人と出会ったり、弁天丸の個性豊かな乗組員と関わったりしていきます。
また、アルバイトや部活動も頑張るヒロインの姿は必見といえるでしょう。
「モーレツ宇宙海賊」の登場人物について
「モーレツ宇宙海賊」は、登場人物設定が原作である小説と異なる部分が多いことも特徴のひとつになっています。まず主人公・加藤茉莉香は、海明星(うみのあけほし)にある白凰女学院に通う高校一年生。
ヨット部に所属していて、真面目かつ成績優秀の女子高生だったのですが、ある日突然宇宙海賊船の船長に就任してくれないかと頼まれてしまいます。
そんな茉莉香に大きな影響を与える人物のチアキ・クリハラは、実際は茉莉香と同学年。かなりミステリアスな女の子で、コンピュータや武器を扱うのが得意なだけではなく、海賊についてもとても詳しいのです。
また、茉莉香の両親についてもきっちりと描かれていることが「モーレツ宇宙海賊」の魅力のひとつに。茉莉香の母である加藤梨理香(かとうりりか)は、空港の管制官として働いていて男勝りな性格。
娘からは「お母さん」「ママ」ではなく「梨理香さん」と呼ばれていることも気になる情報といえるでしょう。また、茉莉香の父・ゴンザエモン加藤芳郎は、基本的にはすでに亡くなっている設定で描かれています。
しかしTVアニメ版では驚くべき設定も存在するようなので、ぜひその真相についても確かめてみたいですよね。
船長の一日はどんなもの?
「モーレツ宇宙海賊(モーレツパイレーツ)」の再放送は、2022年1月3日(月)よりスタートとなりました。こちらのTVアニメが10周年ということを記念する意味もあるようで、もともと「モーレツ宇宙海賊」が好きな人や、この時代のアニメに興味がある人はぜひチェックしてみましょう。
特に主人公の宇宙海賊船船長としての働きは、ファンタジーでありながら応援したくなるシーンがいくつもあるのです。ぜひ続けて観てみてくださいね。
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